涼しさを求めて山頂に行ったら…寒かった
- 更新日:2024年07月30日
- カテゴリ:四季だより
皆さまこんにちは。霧島擔當の石垣です。
梅雨と暑さ続きで せっかくの
山歩きも2カ月お休みしておりました。
7月下旬 梅雨が明け 一気に暑さが増してきた頃
久しぶりに高千穂峰を目指そうと
重い腰を上げ準備に取り掛かります。

久しぶりの霧島登山。
今回はいつもとは違うアプローチを試みます。
それは『山頂で満點の星空と 夜明けの絶景寫真を撮る』
というもの。
という訳で深夜、真っ暗な高千穂河原に到著。
駐車場には誰もいません。

?オバケなんてないさ ?怖くなんてないさ〜
と 真っ暗な山の中を一人山頂を目指して歩きます。

視界は、ヘッドライトの當たる範囲のみ。
それ以外は本當に真っ暗です。
ここ霧島に來てから何度も登った道。
景色も、かかる時間も體で覚えている為どんどん進みます。
…この後、山の恐怖を味わう事になるのですが。

樹林帯を抜け、吹きさらしの稜線に出た途端
ガス(霧雲)と強めの南風に包まれ
全く視界が効きません。眼鏡も濡れて役に立ちません。
出かける前に入念に天気予報を確認して
入山したのですが…
登坂路自體はしっかりとゆっくりと
周囲を確認しながら進めば 登れなくはない
という事で、ゆっくりと慎重に登り続けます。

雲霧帯は山腹だけ。山頂部に出れば
ガスはかかってないはず…
と願って登り続け…
3時間程(本當にゆっくり)で山頂に到著すると…
満月のお月さまさえ見えないほどのガス?ガス?ガス…

こればかりはどうしようもないので
天候の回復と夜明けを待つため
山頂小屋で一休み、一服させて頂きます。

山頂の気溫は『21℃』
エアコン要らずの涼しさを求めに來たどころか
吹き付ける風と雨雲で冷えた體を溫める暖房が欲しいくらいです。

どんな狀況下であれ 楽しみは忘れない
という事で、遅めの晩ご飯、というより
早めの朝食を頂きます。
山頂で味わう うな丼とナスの煮びたしは格別です。

そうこうしているうちに日の出の時間を迎えます。
確かに雲の量は減ったのですが…
肝心の日の出の方向にでっかい雲が…
星空の寫真は撮れないわ
夜明けの寫真は撮れないわ
ガス(雨雲)に包まれて體も荷物も濡れて寒いわ
せっかく持ってきた重たいカメラ用三腳も出番無いわ で
ただただ筋トレ?サバイバルミッションという
素敵な山行となりました。

で、下山を開始したら…數時間後には…晴天

ほんの數時間の違いでこれですから。
これも山歩きの醍醐味という事で
寫真撮影は次の楽しみという事で
また登る理由が出來ました。

なお
夜間の単獨登山は大変危険です。
絶対にマネしないでください。
ではまた。
梅雨と暑さ続きで せっかくの
山歩きも2カ月お休みしておりました。
7月下旬 梅雨が明け 一気に暑さが増してきた頃
久しぶりに高千穂峰を目指そうと
重い腰を上げ準備に取り掛かります。

久しぶりの霧島登山。
今回はいつもとは違うアプローチを試みます。
それは『山頂で満點の星空と 夜明けの絶景寫真を撮る』
というもの。
という訳で深夜、真っ暗な高千穂河原に到著。
駐車場には誰もいません。

?オバケなんてないさ ?怖くなんてないさ〜
と 真っ暗な山の中を一人山頂を目指して歩きます。

視界は、ヘッドライトの當たる範囲のみ。
それ以外は本當に真っ暗です。
ここ霧島に來てから何度も登った道。
景色も、かかる時間も體で覚えている為どんどん進みます。
…この後、山の恐怖を味わう事になるのですが。

樹林帯を抜け、吹きさらしの稜線に出た途端
ガス(霧雲)と強めの南風に包まれ
全く視界が効きません。眼鏡も濡れて役に立ちません。
出かける前に入念に天気予報を確認して
入山したのですが…
登坂路自體はしっかりとゆっくりと
周囲を確認しながら進めば 登れなくはない
という事で、ゆっくりと慎重に登り続けます。

雲霧帯は山腹だけ。山頂部に出れば
ガスはかかってないはず…
と願って登り続け…
3時間程(本當にゆっくり)で山頂に到著すると…
満月のお月さまさえ見えないほどのガス?ガス?ガス…

こればかりはどうしようもないので
天候の回復と夜明けを待つため
山頂小屋で一休み、一服させて頂きます。

山頂の気溫は『21℃』
エアコン要らずの涼しさを求めに來たどころか
吹き付ける風と雨雲で冷えた體を溫める暖房が欲しいくらいです。

どんな狀況下であれ 楽しみは忘れない
という事で、遅めの晩ご飯、というより
早めの朝食を頂きます。
山頂で味わう うな丼とナスの煮びたしは格別です。

そうこうしているうちに日の出の時間を迎えます。
確かに雲の量は減ったのですが…
肝心の日の出の方向にでっかい雲が…
星空の寫真は撮れないわ
夜明けの寫真は撮れないわ
ガス(雨雲)に包まれて體も荷物も濡れて寒いわ
せっかく持ってきた重たいカメラ用三腳も出番無いわ で
ただただ筋トレ?サバイバルミッションという
素敵な山行となりました。

で、下山を開始したら…數時間後には…晴天

ほんの數時間の違いでこれですから。
これも山歩きの醍醐味という事で
寫真撮影は次の楽しみという事で
また登る理由が出來ました。

なお
夜間の単獨登山は大変危険です。
絶対にマネしないでください。
ではまた。
霧島連山?高千穂峰
寫真は2024年7月筆者撮影
當分譲地から登山口『高千穂河原』まで
約8km?車で約15分
寫真は2024年7月筆者撮影
當分譲地から登山口『高千穂河原』まで
約8km?車で約15分








