山陰探検～桜プラスα！山陰　お花見コラボレーション～

春すぐそこ。肌を打つ風も心地よく感じ始めたこの頃、日本人ならやっぱり楽しみな桜の開花。
山陰各地でも春の便りとともに、その開花狀況が屆けられてきますね。
そこで今回は、ただ桜を見るだけじゃ物足りない。桜プラスαの楽しみ方ができる穴場のお花見スポットをご紹介。電車と桜、海と桜、夜桜などなど、訪れてほしい桜ポイントが満載。
いずれも見ごろは4月上旬から中旬。普通の桜じゃ物足りないという方はぜひ気になるポイントへと出かけてみてくださいね。


 

「大山と桜　その1」
場所：豊房の桜並木
所在地：鳥取県西伯郡大山町豊房

地元の方が「隠れた名所」と太鼓判を押す穴場。大山から日本海に向け走る道の両側200mに桜が咲き誇ります。桜の木の間から確認できる殘雪の大山北壁とのコントラストは見ごたえあり。夜のライトアップも見事です。

寫真は別荘地から約9.4km。平成26年4月12日撮影

「大山と桜　その2」
場所：とっとり花回廊
所在地：鳥取県西伯郡南部町鶴田110

春はアイスランドポピーやチューリップなどが有名ですが、実は園內に、20種類200本（そのうちソメイヨシノ100本）の木が植えられた「桜の広場」も人気。春色の花との共演も楽しめますが、この場所は桜のフレームの真ん中に大山がそびえるという名ロケーション。おさえておきたいポイントです。

寫真は別荘地から約10.1km。平成26年4月10日撮影

「海と桜」
場所：島根チェリーロード
所在地：島根県松江市島根町佐波～野波

美しい海岸線が広がる島根半島の北側。真っ青な海と桃色の桜との競演が楽しめる春色絶景ドライブコースがこちら。さわやかな春の潮風を感じつつ、この場所だけは窓全開、ちょっとスピードをゆっくり目に走ってみたいものです。

寫真は別荘地から約61.5km。平成25年4月1日撮影

「夕日と桜」
場所：米子城跡
所在地：鳥取県米子市西町

プチ登山を楽しむこと20分。標高90ｍ、たどりついた先に見えるは中海、日本海、市街地、そして大山を一望できる360度の大パノラマ。これだけの景色は周辺でもそうあるものではありません。そんな高臺から眺められるのが桜と夕景のコントラスト。中海に沈む夕日と桜の競演につい見とれてしまいます。

寫真はすべて別荘地から約17.7km。平成26年4月4日撮影

「桜と電車」
場所：JR大巖駅
所在地：鳥取県巖美郡巖美町大字大谷字上赤梨子

國道9號線を東へ。鳥取市內の中心を抜け、鳥取砂丘を抜け、兵庫県と県境の少し手前、のどかな田園風景にある無人駅。ここは全國の鉄道ファンにとっては知る人ぞ知る名所となっています。彼らのお目當ては駅ホームの真ん前にずらっと並ぶ桜並木。そしてやってくる山陰本線の列車とのコラボレーション。桜並木に囲まれるその姿はまさに鳥肌ものです。

寫真はすべて別荘地から約98.9km。平成25年4月2日撮影

「お城と桜」
場所：松江城
所在地：島根県松江市殿町1-5

繁栄とともに時を刻む天守閣を囲む雅な桜の園は、毎年約25萬人以上の人出を誘う名所。ソメイヨシノ260本、八重桜60本、山桜25本、しだれ桜13本と多彩な桜を観賞でき、山陰に唯一殘る黒塗りの天守閣からお殿様気分でそんなお花見をした後は、お堀をぐるりとめぐる堀川遊覧船に乗ってお姫様気分も味わうことも。夜のライトアップに浮かぶ天守閣と桜は、晝間とは違う幻想的な雰囲気。一見の価値あり！

寫真はすべて別荘地から約46.9km。平成25年4月5日撮影

「桜と花火」
場所：鹿野城跡公園
所在地：鳥取県鳥取市鹿野町鹿野

歴史ある城下町。戦國時代、亀井公の居城「山城鹿野城」として栄え、數百年たった今もなお頂上の石と內掘、外堀の石垣などが殘るなど當時の面影が伝わるこの場所は、県東部屈指の桜名所としてもおなじみ。特にオススメは夜桜で、このエリアでは珍しい春の花火大會も開催。桜並木の上にこれまた満開の花を咲かせる花火の大輪はとっても幻想的です。

寫真はすべて別荘地から約80.7km。平成26年4月12日撮影

「桜と燈臺」
場所：境臺場公園
所在地：鳥取県境港市花町

その昔、黒船の來襲に備え築いた砲臺であった鳥取藩臺場の一つ。山陰で最初に造られた木造?六角洋式の白い燈臺は明治28年に建設、その後、平成3年に復元。350本のソメイヨシノが咲き誇る園內では、その燈臺との港町ならではのコラボを楽しむことが可能です。ライトアップで浮かび上がる夜桜も必見で、港町情緒溢れる名所を演出しています。

寫真はすべて別荘地から約38.1km。 平成26年4月6日撮影

「桜トンネル」
場所：法勝寺の桜並木
所在地：鳥取県西伯郡南部町法勝寺

南部町を流れる法勝寺川沿い、阿賀橋あたりまでの約2km、約1000本もの美しい桜が川の両岸を埋め盡くします。すぐ橫を川が流れる広大な土手では、桜のアーチを延々歩けるオシャレな散策コースに。夜になると、ぼんぼりに燈りが燈り晝間とはまた違った幻想的な風景を演出します。

寫真は別荘地から約19.2km。平成26年4月2日撮影

「一本桜」
場所：上法萬のヤマザクラ
所在地：鳥取県東伯郡琴浦町上法萬

琴浦町の靜かな交差點。その目の前に立つ巨大な山桜は、昭和初期、この地に自生したものと伝えられています。樹齢はおよそ80年、樹高は約16m、枝の長さはなんと20mを越す大きさで、その木の下に入るとまさに覆いかぶさるようなスケール感に驚き。ライトアップされ、周囲に浮かび上がる夜桜は、さらに存在感がアップします。

寫真は別荘地から約42.4km。平成25年4月5日撮影