スタッフもはまる北東北?。讥氓隶螗毳溃?/h2>

• 更新日：2011年04月19日
• カテゴリ：周辺情報

　盛岡市南仙北にあるイタリアンレストラン『キッチンカルダ』では美味しいオムライス（オムレツ）が食べられるという噂を聞き「最近、美味しい食事を食べていないな～花巻の『一膳屋』以來かな～」とふと思い「よし！！イタ飯だ～！オムレツ?オムレツ??行くぞ～！」と出掛けます。

　店は盛岡で有名な日帰り入浴施設の真向かいにありました。

　外観は明るく優(yōu)しい感じのする店構えで緑の看板が良く映えています。

　店內はイタリアの風を感じる雰囲気。

　

　迎えてくれた女性の店員さんは、優(yōu)しい感じで“ふわふわ”としたまるで“オムレツ”の様な暖かさを感じます。

　「多分私は相當にお腹が空いいたのでしょう、完全に頭の中は“オムレツ”になっています」

　「ご注文は何にいたしましょうか？」とゆったりと落ち著いた聲で問いかけられました。

　私は「ご注文は何に“イタ飯”？」と獨り言で オヤジギャグを飛ばします。

　女性の店員さんは笑ってくれません。

　靜かなる時間と寒い風が通り過ぎた頃、私は「オムレツが美味しいと聞いて來ましたが、お願い出來ますか？」と尋ねてみると???

　「オムレツは今はやってないんですよ、先月の初めまではやっていたのですが震災の影響でこだわりの卵が入荷出來なくなりまして、申し訳ありません」と言われ、私の“オムレツ”になっている頭の中で「ゴ～ン??ゴ～ン」とまるで除夜の鐘の様に百八つの鐘が鳴り、煩悩が一つずつ消えて行きます。

　私は思わず「オー！モーレツ?。ē啷欹模?/b>」とまたまた古いギャグで応戦しますが、再び寒い風が吹く前に私は「赤ミソとバルサミコに漬込んだ県內産鶏もも肉のグリルとデザートにジェラード」を頼みました。

　

　早速出て來ました、サラダとスープです。

　「う～ん、何と芳醇な味わい！見事です！」

　次はいよいよメインデイッシュ！「來ました～！香ばしく焼きあがった鶏のもも肉に赤ミソの深いコクが凝縮された完成度の高い味わい！」

　お目當ての“オムレツ”は無かったものの、美味しい料理にすっかり満足した私は「Buono！（ブォーノ：日本語でおいしい）」と朝、辭書で調べたイタリア語で美味しさを表現し、女性の店員さんに「Grazie?。ē哎楗氓隶В喝毡菊Zでありがとう）」とこれも調べてきたイタリア語でお禮を言って店の中に飾ってあった“サングラス”を指差し「これは、サングラッチェ！」と言う前に冷たい風が吹く様な予感がした為獨り言で済ませ、満足感が漂う狀態(tài)のままお店を後にするのでした。

＜キッチンカルダ＞　リゾートより約39km

※掲載の寫真は全て平成23年4月撮影

～ＩＴＯ～