正解は、左が小巖井、右が八幡平です。

　見分けのポイントは背景の稜線です。巖手山は、別名南部片富士ともいわれる様に、片方がなだらかな稜線となっているのです。盛岡の方からは右側(cè)、八幡平からは左側(cè)に見えるのですが、つまり、背景のなだらかな稜線が右なのか、左なのかなのです。小巖井の桜は右側(cè)に、八幡平は左側(cè)というわけです。ご覧のように枝振りも似通っていて、まるで鏡絵 を見ているようです。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※寫真撮影日2009年5月9日　
　　　　　
　　　　今年はゴールデンウィーク後半に、満開となりました。


　秀峰?巖手山を中に挾んで、北と南、表と裏に全く同じような一本桜が自生するという、なんとも不思議な光景、ぜひぜひご自分の目で確かめてみてはいかがですか。

この一本桜、春だけではなく、初夏の新緑、秋の紅葉、冬は純白と、四季折々多彩な顔を見せます。

　こうした移り変わりに魅せられて、一年中観察に足を運(yùn)ぶ熱心な方も少なくないとか。

カメラ片手に、キャンバス持參で、ぜひお出かけください。

 

　所在地／八幡平市平笠地區(qū)（リゾートより約3ｋｍ）