【あそ通信】熊本の銘品シリーズ18 白糸のような美しい麺~南関そうめん~
- 更新日:2010年06月17日
- カテゴリ:暮らし方
熊本の銘品シリーズ18
青空の下、ふわりと揺れる白い糸…。
熊本県北部に位置する南関町の特産品「南関そうめん」は、250年の伝統(tǒng)と涼やかなのどごしが自慢。かつ、明治中期には200を超える製麺所があったという一大産地でした。現(xiàn)在は、9軒の製麺所が、昔と変わらぬ伝統(tǒng)の味と製法を守り続けています。
特長(zhǎng)は、ゆでてものびないコシの強(qiáng)さと、シコシコした歯ざわり。
味の良さに加え、職人の手延べによる細(xì)く美しい麺の形も評(píng)価が高く、江戸時(shí)代には、當(dāng)時(shí)の肥後藩主が土産として將軍家に獻(xiàn)上していたといいます。
また南関町は、詩人?北原白秋の母の故郷であり、白秋自身も幼少時(shí)代を過ごした地として、そうめんのことを數(shù)多く詩に詠んでいます。



「掛けなめて玉名乙女がこきのばす 翁そうめんは長(zhǎng)き白糸」




という工程で作られます。
手打ち、手延べが基本の製法は、全國でも非常に珍しい“職人蕓”です。
作業(yè)はその日の気溫や濕度を見て、生地の配合や塩加減を調(diào)整。2本の竹の棒を上下左右に素早く動(dòng)かしながら、少しずつ細(xì)く、長(zhǎng)く伸ばしていきます。長(zhǎng)年の勘と経験が出來を左右する、まさに手作りの品です。










■南関そうめん組合?奈良原製麺所