～宮城蔵王からこんにちは～ 「　雪山を讃える　」

その７８「　雪山を讃える　」

　みなさま、こんにちは。春分の日も過ぎ、全國(guó)から桜のたよりも聞かれる時(shí)期となりました。さすがに東北地方では、まだ朝夕冷え込むことも多く、春を?qū)g感するのにはもうちょっとの時(shí)間がかかりそうです。

 
　遠(yuǎn)刈田小學(xué)校からの屏風(fēng)岳の眺めです。
くっきりとした、雪山の美しい眺めですが、春の訪れとともに雪は消え、山は新緑に覆われます。毎年のことですが、雪山の美しさには心和まされる事が多く、見ていて飽きることがありません。次の冬になればまたお目にかかることは間違いのないことではあるにせよ、春を迎える時(shí)期だからこそあえて、間もなく見られなくなる雪山の姿を惜しみ、その姿を讃えたいと思いました。

　いつも仙臺(tái)と蔵王を行ったり來たりする道中で、川崎町の杜の湖畔公園付近にさしかかると見えてくるのが白銀の蔵王。しかし、３月に入ってからの眺めの全體からは、冬の厳しさが薄れてきているようにも見えます。
　

　打って変わって、仙臺(tái)のビル群越しの蔵王の山々です。
ある程度の距離があるからこそ、連なる山々へと続く稜線の美しさがよく見えます。蔵王の山々と仙臺(tái)とは、実際の距離ほど遠(yuǎn)くなく、意外と身近なのだなと実感します。
　　　　　　　　　　　　　

　東北新幹線の高架橋と冬の蔵王とのコラボも、白黒ベースのエキゾチックな意外性があってちょっと変わった美しさです。田んぼ周辺のウオーキングにも、毎日代わり映えしないように見えて、実は新しい発見があるものです。

　この寫真は、実はちょっと反則です。
いつもの釜房湖からの眺めですが、実際は桜の花芽はまだ固く、さて今年はいつ頃咲くのやらといったところ。早くこんな景色を見たいなという願(yuàn)望のため、以前の寫真を引っ張り出しました。どうぞ大目に見てくださいませ。ひとたび開花の報(bào)がもたらされれば、今では定番となっている桜と蔵王との寫真撮影をしようと、カメラを手にしたたくさんの観光客が、マスク姿で釜房湖を訪れることでしょう。


※寫真は令和３年3月撮影（最後の寫真のみ令和2年4月撮影）