～宮城蔵王からこんにちは～ 「　困ったときの歌頼み　」 　

　　　 その６２「　困ったときの歌頼み　」

　みなさま、こんにちは。相変わらず、新型肺炎の感染者増加がとまりません。
今年はコロナ禍によって、必ずや歴史に殘るであろうという年となってしまいました。そんなところに些末な話で恐縮ですが、みなさまにお屆けしているこのブログは、蔵王町やその周辺で開催されるイベントなどに依拠して作成することが多々あります。それが、全國の例にもれず、ことごとく中止の決定がされるという事態(tài)が続いております。些末な話とはいえ、ワタクシ、困ってしまいました。 

　　　　　　　　　　　
　　～　迫るショッカー　地獄の軍団　我らを狙う黒い影......
　　　　　　　　　　　　　　　　　「仮面ライダー」～

　
なんだ、なんだ、何が始まった？と思いますよね。話題がないなら過去に戻ってみよう、と思った結(jié)果がこれです。ブログ用にたくさん撮影して日の目を見なかった寫真を改めて眺めてみて、頭に浮かんできた歌などをツラツラと文章にしたためてみることにしました。この寫真は、いつぞやご案內(nèi)した宮城県石巻市の復(fù)興げんき市場內(nèi)に設(shè)置されている「仮面ライダー」です。これを見たら、やはり主題歌が頭に浮かびます。初代仮面ライダーが登場したのは昭和４６年。現(xiàn)在も続く仮面ライダーナンタラカンタラは、私のような年配者には、さっぱりわかりません。やはり、藤岡弘演じるところの本郷猛でなければ。主題歌も、藤岡弘さんご自身が歌っていたんですよ。仮面ライダーの橫の方にチラリと見えるものは、魚のぬいぐるみです。なにせ、市場ですので。
 
 

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　～　Oh Mr.Blue I love you song 私の地球よ......
　　　　　　　　　　　　　八神純子「Mr.ブルー私の地球」　～

 　
これは、表舞臺である、ブログに出た寫真ですね。日の目を見なかった寫真って言ったじゃないかと言われれば、謝るしかありませんが、ちょっとした反則はご容赦くださいませ。寫真をチェックしていたら、「ActiveRezorts宮城蔵王」のチャペルのこの寫真が目に止まり、八神純子さんの歌聲が鳴り響いてしまったのです。Blueな世界に響く、伸びやかな聲。これほど、この景色にふさわしい曲はないでしょう。 
 

　　　～　秋の夕日に照る山紅葉　濃いも薄いも數(shù)ある中に......
                                     　　明治４４年文部省唱歌「紅葉」　～

　
蔵王町遠(yuǎn)刈田溫泉中心部に位置する、「刈田嶺神社」境內(nèi)のモミジとイチョウです。そんなに大きな木ではありませんが、赤と黃色のコントラストが実に見事ですね。紅葉の名所は、全國にごまんとあるでしょうが、刈田嶺神社の彩り見事なこの２本の紅葉の様は、十分胸を張って誇れるものだと思います。 

　



　～　雪の降る夜は楽しいペチカ、ペチカ燃えろよ　お話しましょ......　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　大正１３年唱歌「ペチカ」　～
　
　
どこがペチカだ、フツーのストーブじゃないの、とお叱りの聲が聞こえそうです。ペチカがどんなものなのか、言われてみるとよくわかりません。調(diào)べてみたところ、ロシア風(fēng)暖爐ということで、ストーブと比べて、形からしてそんなに違うものではなさそうです。ペチカにせよストーブにせよ思い浮かぶのは、家族が火の回りに集まり団らんのひとときを過ごす、この歌の歌詞のような、暖かなゆるやかな時間。この寫真は、たびたび蔵王の我が家にやってくる私の後輩たちがストーブを囲んでいるところです。ストーブには、炎には、心を穏やかにさせてくれる魔法があるのです。 
 

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　～　頭を雲(yún)の上に出し　四方の山を見下ろして......
　　　　　　　　　明治４３年文部省唱歌　「ふじの山」　～
　
　
どこの地方にも、ふるさとの「おらが山」があり、日本一の山だと自信をもっていることと思います。しかし、さすがにこの山にはかないません。昨年、伊勢神宮と熊野三大社のお參りに出かけた際に、名古屋まで飛行機(jī)を利用したのですが、機(jī)內(nèi)から眺めた富士山がこちらです。新幹線から見える富士山も素晴らしいですが、上空からの眺めも絶品です。上から見下ろすことに関しては、バチあたりな気もいたしますが。ただただ神々しくもありがたく、ただただ美しいとしか言えないものが、この世に一つだけあります。それが「富士山」です。日本人のみならず、世界の人々をも魅了する、日本の誇りでもあります。

　寫真を眺めながら、ツラツラと思いのままに文章をしたためてまいりました。ワラの代わりに歌にすがってみましたが、思いの外楽しい作業(yè)になりました。ネット環(huán)境が充実している現(xiàn)在、大抵の音源はすぐに探し出して耳にすることができます。今回ご紹介した曲なども、もし興味を持たれましたら、検索?視聴してみてはいかがでしょうか。


※復(fù)興げんき市：當(dāng)リゾートより約９６km
※刈田嶺神社：當(dāng)リゾートより約1.４km
寫真は令和１年11月～令和２年２月撮影