海幸探訪~桜とツバキの共演「打吹公園」~
- 更新日:2018年04月05日
- カテゴリ:探検
春の陽気に誘われるように、
山陰各地でも桜が見頃を迎えました。
今回は山陰隨一の桜の名所として知られる
「打吹公園」へお花見に出かけてきました。
打吹公園は、倉吉市のシンボルでもある
標高204メートルの打吹山の麓を利用し、
大正天皇が皇太子の時に山陰行啓されるのを記念して、
明治37年に造園されました。
園內には約4千本の桜と約4萬本のツツジが植栽され、
「さくら名所百選」や「日本の都市公園百選」にも
選ばれる市民の憩いの場です。
毎年春には打吹公園を中心に
「倉吉春まつり」が行われ、
多くの花見客で賑わいます。
公園の入口すぐには、打吹山に殘る天女伝説に
因んでその名が付いたという「羽衣池」があり、
池にかかる赤い橋と桜が織りなす美しい景色に、
多くの人が足を止め魅了されているようでした。
園內にはソメイヨシノ、シダレザクラを
中心とした桜が咲き誇り、
色鮮やかなこちらのシダレザクラも、
思わず足を止め見入ってしまうほどの美しさでした。
桜の回廊を歩いていくと、
屋臺が並ぶ賑やかなエリアがありました。
この日は平日にもかかわらず、
本當に多くの方がお花見に訪れていて、
屋臺の味に舌鼓をうちながら、
寢そべりながらのんびり等、
皆さま思い思いに桜を楽しまれていました。
桜を楽しんでいるのは
人間だけではないようです。
園內には小さな動物園があり、
猿やヤギなどが飼育されています。
お猿さんも桜が舞い散る中、
毛づくろいをされ、
とっても気持ちよさそうにしていました。

園內にあるこちらの建物は
「飛龍閣」。
皇太子(後の大正天皇)の山陰行啓の際には、
宿泊施設として使用されました。
昭和39年に改修が行われ、
現在は集會施設として一般に公開されています。
桜に負けず劣らず美しかったのは、
園內のあちこちで見かけることができたツバキ。
隨所で桜とツバキの共演を楽しむことができました。
桜が散ると、4月下旬~5月中旬頃には
ツツジが見頃を迎え、秋には紅葉を
楽しむことができます。
機會がありましたら
是非お出かけしてみてください。
今回は倉吉市の
「打吹公園」をご紹介しました。
別荘地から約52.7km
撮影日:2018/4/3

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