海幸探訪~目のお薬師さま「一畑薬師」~
- 更新日:2017年03月31日
- カテゴリ:探検
島根県出雲(yún)市の一畑薬師に
參拝してきました。
一畑薬師の創(chuàng)開は平安時代の寛平6年(894年)、
日本海の海中から漁師が引き上げた薬師如來を
ご本尊としておまつりしたのが始まりで、
漁師の母親の目が治ったことから
「目のお薬師さま」として信仰されてきました。
全國に約50の分霊所がある
一畑薬師教団の総本山でもあります。
場所は島根半島のほぼ中央に位置する
標(biāo)高約200メートルの一畑山の山頂。
麓から続く約1300段の石段からなる古參道が有名で、
毎年開催される一畑薬師マラソン大會では、
この石段がコースの最後に設(shè)定され、
日本一の石段マラソンとして知られています。
參拝したいけど、約1300段の石段なんて無理!
という方もご安心ください。
山頂まではドライブウェイが整備され、
バス20臺、乗用車200臺が駐車できる
大駐車場が完備されています。
駐車場から本堂へと続く道の途中には門前の商店が
並ぶエリアがあり「けちえん(結(jié)縁)の道」と
呼ばれています。
「結(jié)縁」とは仏教語で「仏さまと縁を結(jié)ぶ」という意味があり、
今日の「縁結(jié)び」の語源にもなっているそうです。
通りにはお饅頭や出雲(yún)そばのお店がありますので、
ご參拝の折に味わってみてはいかがでしょうか。

商店街を過ぎると參道には
108基の燈篭が並びます。
毎年秋に行われる結(jié)縁の道がライトアップされるイベントでは、
燈籠に燈りがともり紅葉をやさしく照らします。

燈篭を過ぎると階段が見えてきました。
ここから本堂まで約130段の階段があります。
車で訪れるとここからが階段の始まりですが、
約1300段の古參道を登ってきた方にとっては、
いよいよあともう少しの位置ですね。

階段右手には山門があり、
門をくぐると法堂(坐禪堂)があります。
法堂は大きな儀式に使われるお堂で、
普段は坐禪や研修にも使用されています。
一畑薬師では、週末坐禪會や一泊坐禪會が開かれていて
一般の人も參加することができます。
階段を登って仁王門をくぐり、
さらに続く階段を登ると薬師本堂へ到著です。
本尊の薬師如來の両脇には、日光菩薩?月光菩薩、
十二神將がまつられています。
「め」や「縁」といった文字が書かれた
絵馬がかわいらしいです。

薬師本堂の右手には中國観音霊場
第26番札所/百八観音霊場 第31番札所である
観音堂と鐘樓堂があります。
観音堂には百八観音霊場の108寺院の境內(nèi)のお砂が集めてあり、
ここでお砂踏みをすると108寺院を?qū)g際に巡拝するのと同じ
ご利益を頂くことができると言われているそうです。
薬師本堂の両脇には八萬四千仏堂があります。
仏教では八萬四千の教えが説かれており、
その數(shù)のご仏像が奉納されています。
奉納主の願いをそれぞれのご仏像の體內(nèi)に納めてあり、
永代にわたって供養(yǎng)が続けられるそうです。
もの凄い數(shù)のご仏像がずらりと並ぶ光景は圧巻です。
現(xiàn)在(2017年3月)もご仏像の奉納は募集されています。

境內(nèi)からは宍道湖を臨む絶景が一望のもとに。
車で訪れた方はもちろんですが、
古參道を登ってきた方にとっては格別の景色でしょう。
一畑薬師のちょっと変わったところは、
境內(nèi)にコテージがあること。
洋風(fēng)のおしゃれな室內(nèi)は、バリアフリー設(shè)計となっているので、
車椅子の方でも安心して利用できます。
もちろんコテージからの眺めも最高で、
季節(jié)によっては雲(yún)海を見ることもできるそうです。
お寺の境內(nèi)にあるコテージというちょっと変わった
シチュエーションでの宿泊は
良い思い出にもなりそうです。
今回は一畑薬師をご紹介しました。
皆さまも機(jī)會があれば是非ご參拝してみてください。
別荘地から約67.8km。撮影日:2017/3/17
大山と日本海の真ん中
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