『宮城蔵王の溫泉民話』
- 更新日:2017年01月07日
- カテゴリ:歴史
さて、湯治場として名高い遠刈田溫泉は
「足腰」に効くと云われ「古く」から
親しまれている湯治場です
「古く」から…実は400年余りもの歴史があるとの
ことですから、関ケ原の戦いや伊達政宗の時代から
続く名湯という事になりますね
そして「足腰」に効く事も昔から知られていたようで
民話になっておりますので…ここで紹介します
「足腰」に効くと云われ「古く」から
親しまれている湯治場です
「古く」から…実は400年余りもの歴史があるとの
ことですから、関ケ原の戦いや伊達政宗の時代から
続く名湯という事になりますね
そして「足腰」に効く事も昔から知られていたようで
民話になっておりますので…ここで紹介します
「かにとうなぎ」
宮城蔵王の名所「三階滝」の滝つぼに大カニが住んでいました
大カニですから滝つぼが狹くなってきたと感じ、さらに大きな
滝つぼがある「不動滝」に住みたい!と考えます
ところが「不動滝」は大ウナギの住処
大カニは「勝った方が不動滝の主になる」という條件で決闘を
申し込んだそうです…
ハサミという武器があるカニが武器を持たないウナギに対して
かなり理不盡な話ではありますが…
當然武器の無いウナギは困ってしまい
マタギの政次郎にカニ退治を依頼します(ウナギはここで孝行
娘に化けて政次郎に依頼しているようです)
ところが、約束の時間に政次郎が「不動滝」に來てみると…
すでに決闘は終わっており
滝は大カニのハサミで切られたウナギの血で真っ赤に染まって
いたとのこと
大ウナギの胴體は大カニによって3つに切られたのですが
頭の部分は「青根」に
胴の部分は「峩々」に
尻尾の部分は「遠刈田」に
と宮城蔵王の名湯3か所に飛んでいったそうです
それで
「青根溫泉」は頭痛や心の病に
「峩々溫泉」は胃腸病に
「遠刈田溫泉」は神経痛や婦人病…いわゆる足腰に
効くようになったというお話し
私自身原本を読んでいないので…政次郎が出てくる
必要性は?などと思ってしまいましが
それだけ歴史のある地域であり溫泉という事でしょう
そんな事も考えながら冬の溫泉を楽しみにお越しください
寫真は平成29年1月に分譲地より約1.5㎞の「神の湯」
にて撮影
宮城蔵王の名所「三階滝」の滝つぼに大カニが住んでいました
大カニですから滝つぼが狹くなってきたと感じ、さらに大きな
滝つぼがある「不動滝」に住みたい!と考えます
ところが「不動滝」は大ウナギの住処
大カニは「勝った方が不動滝の主になる」という條件で決闘を
申し込んだそうです…
ハサミという武器があるカニが武器を持たないウナギに対して
かなり理不盡な話ではありますが…
當然武器の無いウナギは困ってしまい
マタギの政次郎にカニ退治を依頼します(ウナギはここで孝行
娘に化けて政次郎に依頼しているようです)
ところが、約束の時間に政次郎が「不動滝」に來てみると…
すでに決闘は終わっており
滝は大カニのハサミで切られたウナギの血で真っ赤に染まって
いたとのこと
大ウナギの胴體は大カニによって3つに切られたのですが
頭の部分は「青根」に
胴の部分は「峩々」に
尻尾の部分は「遠刈田」に
と宮城蔵王の名湯3か所に飛んでいったそうです
それで
「青根溫泉」は頭痛や心の病に
「峩々溫泉」は胃腸病に
「遠刈田溫泉」は神経痛や婦人病…いわゆる足腰に
効くようになったというお話し
私自身原本を読んでいないので…政次郎が出てくる
必要性は?などと思ってしまいましが
それだけ歴史のある地域であり溫泉という事でしょう
そんな事も考えながら冬の溫泉を楽しみにお越しください
寫真は平成29年1月に分譲地より約1.5㎞の「神の湯」
にて撮影










