【あそ通信】
苺凜香
新鮮なイチゴの持ち味を
生かして、丁寧に手作り
純白の生クリームに、摘みたての完熟イチゴをのせて…。ひと口で幸せを感じるショートケーキと出合いました


見た目の愛らしさも人気の理由です
スポンジケーキを土臺に、生クリームとイチゴを合わせたショートケーキ
日本で親しまれている、定番のケーキの一つです。一方、素材の組み合わせがシンプルなだけに、各素材の味や香り、食感が味わいに大きく影響するケーキでもあります

予算に応じた焼き菓子の詰め合わせも用意してくれます
(寫真は2000円分)
昨年1月、新潟県出身のパティシエ?藤井正己さんが南阿蘇村に菓子屋『苺凜香』(ばいりんか)を開きました
ここでは隣接する『ふれあい農園』で収穫したばかりの新鮮なイチゴを使った「苺のショートケーキ」(430円)を販売しています。
農園は藤井さんの妻?真理さんの兄の田尻徹さんが運営。ミネラルをたっぷり含んだ溫泉水で栽培するイチゴは、酸味が控えめでコクのある甘さが特長です

トッピングのそばの実の食感が楽しいシュークリーム
「そばの実 あそシュー」は190円
「イチゴは気溫の上下で甘みや酸味が少しずつ変化します。収穫したイチゴの味に合わせてスポンジや生クリームに使う砂糖の量を増減して、味を調えます」と藤井さん。東京とフランスでパティシエの修行をし、シンガポールや臺灣のホテルでシェフパティシエとして積んだ経験を生かし、丁寧に手作りしています

農園で栽培されたトマトで作るドレッシングも好評
藤井さんのショートケーキは、食べると生クリームがするっと口の中で溶け、その後にイチゴのみずみずしい香りとさわやかな甘みが広がります。ふかふかのスポンジと、イチゴのサクッとした食感の組み合わせも好相性。後味があっさりしていて、最後のひと口までおいしく食べることができます
ショートケーキの販売は5月中旬までの予定です。春だけの味わいを、ぜひお楽しみください
(データ)

菓子屋 苺凜香/2017年1月撮影
熊本県阿蘇郡南阿蘇村一関1273-1
☎︎0967-65-8228
HP.http://www.bairinka.com/
アクセス
ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートから約32km、車で約42分