【オーナー日記】?32 【なぜ八幡平と聞かれたら?~その1~】
- 更新日:2016年12月24日
- カテゴリ:オーナー日記3
窓の外では、牡丹雪が粉雪に変わりました。
と思ったら、晴れ間がのぞいています。山の天気は変わりやすい。
「どうしてココだったの?」
引越して來てから、何度もされてきた質問です。
でも実は、いまだにうまく答えられません。
八幡平という土地を、もともと知っていたわけではありません。
もちろん、知り合いもいません。
ウィンタースポーツが好きだ、ということもありません。
スローライフを求めてきた、というのとも、ちょっと違う。
何か自分たちなりの著地點を探していたとき、
図書館で「家族で地方移住、はじめました。」という本を発見。
これだ!と早速借りてきて読み進めてみると、
そうそう!私たちがモヤモヤしたまま言葉にできずにいた思いが、
ここには書かれているような気がしました。
「高い家賃と駐車場代のために働くような生活に疑問を感じた」
私たちが結婚してから10年と少しのあいだ暮らしていた靜岡市は、
とても便利な町でした。
新幹線が止まる駅まで歩いて行けたので、
それぞれの実家がある東京や青森に行くにも、便利でした。
仕事で全國各地に呼ばれる夫も、ほとんど日帰りできていました。
複數のショッピングセンターにも歩いて行くことができたので、
ほぼペーパードライバーだった私も、不便なく買い物できました。
長男の保育園もマンションの目の前にあり、通勤は自転車。
でも、狹かった???。物理的に、ということだけではなく、
暮らしていると、考え方が狹くなっていくような感覚があったのです。
今思えば、息苦しかったのでしょう。
家を一歩出れば、常に渋滯している道路。
たくさんの看板やネオン。
子どもに、土に觸れさせることがほとんどない暮らしでした。
緑は、作られた公園や街路樹に限られていました。
休日になると車で里山に行き、空の広さを感じることもありましたが、
草木に囲まれて、していたことといえば、ボール遊び。
のんびりしているときでさえ、なぜか時間に追われている生活でした。
引越しを考えたのは、それを打破したいというのがそもそも。
それなら思いっきり広いところがいい、
でも、仕事で各地に出向くことができなくては困る、
両親のところへ行けないと困る、
子どもが自分で通えるところに學校があったほうがいい。
ということで、おおよその地域や條件が絞られていきました。
ついつい話が長くなりそうです。つづきは、また次回。

寫真①もみじの絨毯
11月はじめの寫真。ふかふかの絨毯。
1本のもみじの樹でも、落ちる葉は色とりどり。

寫真②15時には、もう夕暮れ。
朝は6時頃ようやく明るくなり、17時には真っ暗です。
~S様~
森のなかでの暮らしは、未知の世界。初めての土地で、期待いっぱい、不安もいっぱい???でも「家族で暮らしをつくることを楽しみたい!」実際に暮らし始めて起こった出來事、感じた事、子育て情報などをご紹介させていただきます。
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
※掲載の寫真は全て平成28年11月撮影
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
※掲載の寫真は全て平成28年11月撮影










