海幸探訪~鰐淵寺 紅葉まつり~
- 更新日:2016年12月04日
- カテゴリ:探検
日に日に寒さが増し、
各地で紅葉が見頃を迎えています。
今回は山陰でも屈指の紅葉の名所である
島根県出雲市の「鰐淵寺(がくえんじ)」に行ってきました。
鰐淵寺は推古二年(594年)に推古天皇の勅願で
智春上人によって開山された天臺宗の古剎。
智春上人が滝壺にうっかり仏器を落としてしまったところ、
鰐(ワニザメ)がそれをくわえて浮かび上がったことから、
鰐淵寺という名になったといわれています。
紅葉が見頃を迎える11月中旬から下旬には
「紅葉まつり」が開催され、毎年多くの人が參拝に訪れます。
この日も平日でしたが、駐車待ちの車が列をなすほどの賑わい。
まつり期間中の土?日?祝日には臨時駐車場が設けられ、
無料シャトルバスも運行されます。
紅に染められた境內は、美しいの一言に盡きます。
參拝者の方々も時折り足を止め、
その美しさに見入っていました。
イチョウの木の下では、
落葉した葉が地面を黃金色に染めていました。
もみじとイチョウの落ち葉が織りなす自然のグラデーションも、
いつまでも眺めていたくなるほどの美しい光景でした。
鰐淵寺は武蔵坊弁慶にまつわる伝説が殘る寺。
弁慶は18歳の時から3年間、
鰐淵寺で修行を行った後、比叡山へと移り源義経に
仕えたといわれています。
境內には弁慶が大山寺から1夜のうちに
持ち帰ったという銅鐘があり、
國の重要文化財に指定されています。
弁慶もこの紅葉の美しさに魅了されていたのでしょうか...。
皆さまも歴史ある古剎を彩る紅葉を
是非ご覧になってみてください。
別荘地から約83.2km
撮影日:2016/11/22

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