海幸探訪~奇巖が連なる名勝地「鬼の舌震」~
- 更新日:2016年04月30日
- カテゴリ:探検
広島県との県境に位置する島根県仁多郡奧出雲町、
ここには「鬼の舌震(おにの
変わった名前の名勝地があります。
鬼の舌震は、斐伊川の支流である大馬木川の中流部に
約2kmにわたって広がるV字
昭和39年4月に島根県で5番目となる県立自然公園の指定を受けていて、
國の
鬼の舌震一體は、やや赤みを帯びた粗粒黒雲母花崗巖からなり、
それらが長年に
巨大な奇巖が折り重なった特異な景観が広がります。
名前の由來はというと...
かつてこの地に玉日女命(たまひめのみこと)という
美しい姫が住んでいました。
その姫に1匹の和邇(ワニ)[現在で言うサメ]が想いを寄せました。
和邇は夜な夜な川をさかのぼり姫に會いに行きます。
しかし、それを嫌った姫は巨大な巖で川をせきとめ、
姿をかくしてしまいます。
それでも和邇の想いは変わらず、
その後も幾度となく川をさかのぼって姫に會い
この「ワニの慕ぶる」が転訛して「鬼の舌震」と呼ばれるようになったと
いわれ
由來にちなんで、駐車場橫にあるお店では
「玉日女命まんじゅう」が販売されて
お姫様とサメの顔ハメ看板が設置されていました。
鬼の舌震には、いくつかの散策ルートがあり、
バリアフリーの遊歩道も整備され
車椅子の方でも安心して楽しむことができます。
今回は奇巖をより
こちらの巖はその名も「鬼の試刀巖」。
巨巖の中央部分がきれいに真っ二つに割
鬼が刀の試し切りをしたとされる巖。
甌穴による2つの穴が眼に見え、
そこに水が流れる様が、まるで姫に阻まれた和
涙をこぼすように見える為その名が付いた「鬼の落涙巖」。
こちらは「鳥帽子巖」。
昔の男子の禮裝時の被り物「鳥帽子」に
似ていることか
遊歩道の対岸にそびえる高さ約60mの絶壁は「小天狗巖」。
口を突き出した烏天
このような巨巖?奇巖がそこら中にごろごろ。
ルート途中には無料休憩所が用意されていました。
建物の左奧に見える巖は、鬼
「水瓶巖(はんど巖)」。
山肌の巖上に巨大な巖が
水瓶巖を近くで見てみると...
逆三角形の形をした巨巖が絶妙なバランスで立っているのが分かります。
なんと
約2kmにわたり、自然が作り出した巨巖?奇石が連なる壯大な景観は、
まさに圧
整備された遊歩道でのんびりと自然を楽しむことができる、
おすすめの観光ス
別荘地から約70.2km。平成28年4月22日撮影。

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