山陰探検~コハクチョウの里~
- 更新日:2016年01月28日
- カテゴリ:探検
記録的な暖冬の影響で、コハクチョウがやってくるのかを
心配する聲も聞かれましたが、米子水鳥公園を筆頭に、
昨年10月ごろから徐々に冬の使者たちが飛來。
待ちわびた関係者からは安どの聲も聞かれますね。
今回、観賞するポイントとしてぜひみなさんにオススメしたいのが、
安來市北部に広がる約6kmの通稱「白鳥ロード」。
能義平野の田園風景の一部をそう名付けたのですが、
その理由こそ、米子水鳥公園などからやってきては、
のんびりひなたぼっこを楽しんだり、田んぼの落ち穂で食事したりと、
日中の大半をこの場所で過ごすコハクチョウ達が非常に多くなったことから
地元ではそう呼ばれるようになったのです。
遡ること40年ほど前。
1975年ごろからこの地に飛來するようになったと言われ、
多い日には1500羽を確認することもあるそう。
元々は、シベリアなどから越冬のため日本にやってくるのですが、
そのねぐらとして選んだ場所はここから10kmほどの位置にある
「米子水鳥公園」。
晝間に、この地で収穫後の田んぼで稲の芽や根を食べて過ごし、
夜には、中海をはさんだ米子水鳥公園に戻り休むというパターンで、
気候次第ではありますが、3月ごろまで楽しめる
今や安來の風物詩ともなっています。
非常に警戒心の強い鳥ゆえ、近寄ることは厳禁ですが
この地では比較的近いポジションで観ることもあり、
カメラマンやバードウォッチングを楽しむ方で連日大賑わい。
時折見せる羽を広げたエレガントな姿や、気品あふれる空の舞いなど、
コハクチョウだからこその感動の風景がこの場所では
體験することができる貴重なポイントとなっています。
この日は、早朝から夕暮れまで、何度か訪れては撮影。
空を飛ぶ美しい姿に始まり、夕日とのコントラスト、
また寫真ならではの躍動感ある流し撮りまで。
ぜひみなさんにも、真っ白な冬の使者との出會いを
楽しんでいただけたらと思います。
寫真はすべて別荘地から約24.6km
平成27年1月5日撮影
基本情報/
住所: 島根県安來市宇賀荘付近
電話: 0854-23-7667(安來市観光協會)
観賞期間: ~2016年3月頃
安來市観光協會ホームページ
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