【オーナー日記】#39 竹スキー! 知ってますか?
- 更新日:2015年02月28日
- カテゴリ:オーナー日記
八幡平に定住したのに、スキーのネタがないのも片手落ちかもしれない。すぐ近くに3か所もスキー場があり、安比などは“パウダースノー”とか言われて関東でも有名どころであり、APPIと言うステッカーを見かけることも度々だったし、スキーを楽しみに引っ越される方もいるくらいなのだから
。
リゾートの住人もほぼ毎朝8時過ぎに出かける方々がおり、自分は起きてストーブに火を入れながらいつもお見送りをしている
今年は初雪が速く、安全祈願などもして早く開場したが、例年よりも雪が少ないらしい。“らしい”ってどういうこと? 白狀します。自分は都會風のスキー板ではよく滑ることができない故、ここではスキーデビューしていないのです
昔々、自分が子どもの頃には近くにスキー場はなく、板も買えなかったのです。でも、雪の上を滑らなかったわけではないのです。田舎の子どもながら、自らお手製のスキーを作って楽しんでいたのです。それが人呼んで“竹スキー”なのです。今回は負け惜しみと言われつつも、この竹スキーを復元して滑ってみようと思います
先ず、自分の育った生家に行って、竹を調達します。太さは大人の人差し指位のもの。15本ぐらい。長さは好み。1年物の青々とした、きれいな竹は避けて、茶色を帯びた2~3年物を取る。途中の節から枝が出ているのが目安
。
<竹の種類はわかりません。北東北で竹と言ったらこれしかないのです>
“作年?作者”不詳のスキーが小屋の中にあったので、滑ってみました。塩ビパイプ製のものは初めて見ました。竹のものよりはかなりスピードが出ました
。
それではいよいよ作ってみましょう!先ずは寫真のように節から適當な長さに切り揃えます。自分の足幅に合わせて、5~6本を片足用にします。頭から數か所を、針金を通して束ねます
。(今は電ドル、昔はキリモミで一直線に)
いよいよクライマックス!頭を曲げる。頭をストーブに突っ込んで“あぶる”。2段目の針金を通した穴から水滴が出てくる位まであぶるのが目安。やりすぎると燃える!早すぎると竹が割れる!これ個人の技量!

頃合いを見て、前もって作っておいた隙間に頭を挾み、すかさず持ち上げて曲げる。45度ぐらいが目安。また瞬時に急速冷卻のため、周囲に雪を詰め込む。10分も冷やすと焼き入れ終わり!鼻緒をつけて竹スキーの完成です
<あらかじめ、手のひらが入る程度の隙間を作っておく>
それでは、さっそく滑走トライアル!
この竹スキーは、ストックがなく、足が固定されていない代わりに、鼻緒をつけてある。故に、“かかと”の踏込で曲がることはできず、自ずと直滑降スタイルになる。短いこともあり、踏み固めた道路が主な使用場所
通學路で下りは滑走、平らなところでは片足で漕いで滑り、登りは生憎リフトがないので引いて帰る。曲がれない!止まれない!はショッチュウ。少しでも柔らかそうな吹き溜まりをめがけて突っ込むのが一番!川に突っ込むのが最悪
子ども時代には自分の物のみならず、妹弟の分まで作り、果ては仏壇のろうそくを持ち出してチューンナップしたり、節を丁寧に擦ったりして、子どもながらにその滑りを競ったものである。鼻血を出しながら
※掲載の寫真は全て平成27年2月撮影
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
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