【オーナー日記】#33 平笠裸參り
- 更新日:2015年01月24日
- カテゴリ:オーナー日記
1月8日(木)。“平笠裸參り”に誘っていただいた。平笠地區は、自分たちが住んでいる刈屋地區の隣の地區で、4~5キロ東南に位置し、巖手山の溶巖流跡が見られる、“焼走り“から高速道路に向かって駆け下りたあたりである。
この日は曇り(殘念ながら巖手山は見えない)、外気溫零度。マイナス8度にもなることがあるというから、今日はまだ溫かい方。とはいっても歩道には青氷が張っている。境內にはカメラ片手の?(いやいや!カメラ2臺は普通!)オジサンたち多數とTVクルー、ラジオのインタビューアー等多數。
一行30名ほどは9:00前に宮田神社に入って出発式、諸氏の挨拶の後、神職を先頭に、ほら貝、のぼり旗、お賽銭、燭臺、お供え、お神酒、三本立、ワラジ、俵、験竿、鈴の順番で隊列をなす。この中には女性、子ども多數。
しかし、裸參りと言っても実際には上半身裸の人が3人、その他はしっかり著込んでの白裝束である。中にはワラジの人もいる。口に白い紙を咥えているのは悪霊が體に入るのを防ぐ意味があるという。
しかし、裸參りと言っても実際には上半身裸の人が3人、その他はしっかり著込んでの白裝束である。中にはワラジの人もいる。口に白い紙を咥えているのは悪霊が體に入るのを防ぐ意味があるという。
<宮田神社で出発式:寒いので挨拶は一言ずつにして! 聞こえてきそう>
同地區內の宮田神社を9:00に出発、目指すは8キロ先の八坂神社。3回のトイレ休憩を入れながら、13:30到著予定。
一行は個々の家を周るわけではないが、道路沿いの家では家人が外に出て一行を待ち、無病息災、交通安全、五穀豊穣などの祝詞をあげてもらう。道路から少し離れた家に対しては、近くで立ち止りそちらに向かって拝禮して祈願する。と言った具合である。私は1時間程同道させていただいたのち、見送らせていただいた。
<小中學生女子、歯を食いしばって頑張る>
TVなどでは、よく“練り歩く”と紹介されることがあるが、違わないか?と思う。夏祭りの山車等が“みてみて!”とでも言いたげに主役を演じているのとは違い、見せて歩くことが主ではない。神職を立てて、住民個々の幸せを祈っている。主役は戸外に出て頭を垂れ、祝詞をあげてもらう住民。
正月の裸行事は各地にあるらしくTVニュースでもよく見かけるところだが、平笠裸參りの特徴は川に飛び込んだり、水を掛けたり、と言う勇ましさを示すものではなく、女性?子どもが多く、門付の様相があり、靜かで厳かに行われる。
もともとの起こりは、1732年の巖手山の噴火(今は観光資源になっている焼走りができた噴火)だという。この噴火の鎮靜化を願って男だけで行われた裸參りだが、その後、戦爭に取られた夫や息子の武運長久を願って女性たちが參加した経緯があるという。今は五穀豊穣、交通安全、無病息災などを祈念しているようだ。
もともとの起こりは、1732年の巖手山の噴火(今は観光資源になっている焼走りができた噴火)だという。この噴火の鎮靜化を願って男だけで行われた裸參りだが、その後、戦爭に取られた夫や息子の武運長久を願って女性たちが參加した経緯があるという。今は五穀豊穣、交通安全、無病息災などを祈念しているようだ。
同様の裸參りは松尾寄木にもあり、平笠と同年代に始まり、一時中斷し、昭和57年に復活させたという。これは寄木の大神宮の例大祭として1月16日に行われ、1キロ程度を歩くといわれる。また盛岡天満宮でも1月12日に行われたようだ。
<吹き抜ける強風に、大人でも “おっとっと!” ギョエ~と言いそう>
宮田神社 リゾートより約10km
八坂神社 リゾートより約12km
※掲載の寫真は全て平成27年1月撮影
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
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