海幸探訪 ~春の訪れを大根島『由志園』から~
- 更新日:2015年03月26日
- カテゴリ:探検
3月後半になると、厳しかった山陰の冬も終わり、草木の芽ぶきとともに春の暖かさが感じられます。今回は、山陰の春の息吹を大根島(島根県)の由志園からお屆けします。
大根島とは、中海に浮かぶ周囲が約12kmの小さい島。出雲(yún)國風(fēng)土記にはたこ島と記され、江戸時代から高麗人蔘と牡丹の栽培が盛んなところです。島の中心部にあるのが、1萬坪の日本庭園を有する由志園。牡丹と朝鮮人參の里として有名です。

さっそく入園すると春牡丹がお出迎え。優(yōu)しい春牡丹の香りが漂ってきそうです。



手入れが行き屆いている庭園はいつ見ても綺麗です。
そのほとりにちらほらと春の芽吹きが見受けられます。
訪れたこの日は「牡丹×假屋崎省吾」展が開催されていました(平成27年3月31日まで)。
色鮮やかな假屋崎さんのワールドに引き込まれます。普段見ない力強(qiáng)い牡丹の姿を見ているとインスピレーションが湧いてきそうです。
回遊式庭園をぐるっと廻った後に、庭園橫の喫茶室でのんびりとお茶をいただきました。
春の芽吹きと目映いアートに、4月から始まる生活へのインスピレーションが刺激された由志園散策でした。
この由志園では、春には3萬輪の牡丹を池に敷き詰めた「3萬輪の池泉牡丹」や秋のライトアップされた庭園を巡る夜間鑑賞會など、様々なイベントが開催されています。お庭やお花がお好きな方にはおすすめのスポットです。

●由志園●
【営業(yè)時間】
?3月~10月/ 8:30~17:30 (年中無休)
?11月~2月/ 8:30~17:00 (年中無休)

別荘地から約47.1km。平成27年3月22日撮影。