【あそ通信】
 

 

滋養豊富な山の寶をどうぞ
 

 

　日本原産の野生種の山芋、自然薯を食べて元気を付けませんか　阿蘇郡南小國町にある「自然薯料理 やまたけ」は、自然薯の生産者、髙村公明さんの店。奧さんの三代子さんは、「自然薯を食べると元気になりますよ」とにっこり笑います 
 

▲黒川溫泉郷の中心地から車で約2分。
隣には髙村さんの息子が営む牧場のジャージー牛乳の販売店があります。

 
 

　自然薯は栄養成分が豊富カルシウムや鉄分、リン等のミネラルやビタミンなどがたっぷり含まれますまた、アミラーゼ酵素は消化を助け、アルギニンは強精効果が期待できますこれらの滋養が豊富なことから、自然薯は“山の寶”“山菜の王者”と呼ばれているのです 

 

　髙村さんは「より自然に近い環境で育てたい」という思いから、小國町にある標高500mメートルの畑で自然薯を栽培農薬や化學肥料は使っていません厳しい自然環境で育てられた自然薯は、小ぶりながら香りもうま味も濃いのが特長です 
 

▲各テーブルの囲爐裏でじっくり焼き上げる田楽を、
自家製味噌で食べる「小國田楽膳（1600円）」も人気

 
 

　おすすめのメニューは「とろろ御膳（1150円）」熱々のむかごご飯に、かつおだしで割った粘りの強いとろろを流し込んで食べますとろろの見た目はどろりとしていますが、口に含むとふんわりした食感かつおの香りととろろの甘みの相性も良く、ほとんどの方がご飯をお代わりされるそうです 

 

▲「むかごご飯は無料でお代りできます。お気軽に聲をかけてくださいね」と三代子さん

ほか、自然薯をすり下ろして作った団子が入る「自然薯だご汁膳（1150円）」や、とろろや自然薯だんごなどさまざまな自然薯料理を楽しめる「やまたけ膳（3000円）」もあります。滋養豊富な山の幸を味わいに、ぜひお出かけください

 

（情報）

2014年5月撮影

熊本県阿蘇郡南小國町満願寺6994

TEL／0967-44-0930

営／11：00〜20：00

休／第1?3木曜（祝日の場合は営業）

アクセス／ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートから約29km、車で約41分