【オーナー日記】#7 春一番の大仕事、薪の準備
- 更新日:2014年07月17日
- カテゴリ:オーナー日記
4月下旬まで薪ストーブの世話になったが、ストーブを焚きながら次のシーズンの薪の心配をするのが薪ストーブを楽しむ者の常であろう
。
4月22日にいつもお世話になっている先輩のMさんが、わざわざ材木店まで連れて行ってくださった
數日してナラ材が大きなクレーン付きのトラックで運ばれてきた。2.1メートルに切りそろえられた5立方メートルぐらいの量のナラ材である

平成26年5月撮影
車載クレーンで40分かけて、敷地の隅にきれいに積み上げてくれた(およそトラック1臺分≒1シーズン分)
早速、翌日に、買って預かってもらっていたチェーンソー、薪割り機を屆けていただいて、実演をしていただいた
「ふんふん」と説明に頷きつつも、混合油、2サイクルエンジン、チョーク等初耳のことばかり。いきなり“玉切り”(薪にすべく適當な長さに切り揃えること)の度胸はなく、この日はマニュアルを読むにとどまった
翌日は、朝、意を決してチェーンソーのスターターグリップを引いた。チョークの使い方が悪いのか10回以上引いたころ、ようやくエンジンの始動ができた
2.1メートルのナラの丸太を42㎝の5本に切り分けた
チョークで印をつけて切ってみたり、ソーチェーンをメジャー代わりに案分して切ってみたり、或いはまったくの目検討で切ってみたりした。どうにも長さが揃わない
切り始めて30分も経ったろうか、気配を感じて振り向くと、いつもお世話になっているMさんと初対面のKさんがおられた。びっくり仰天、恥ずかしい仕事ぶりをすっかり見られてしまった、MさんもKさんもホームページで紹介されているご當地有名人である
初心者のチェーンソーの音を聞いて駆けつけてくださったのだ。それから1時間チェーンソーの扱い方、目立ての仕方、薪割り機の使い方、薪の積み方、積む場所????等について教えていただいた
切って割って積んで終わるサイクルが飽きずに疲れをためないで終わらせる方法らしい(一気にやってしまおうとすると腰が立たなくなり、翌年から嫌気がさすというのだ)

平成26年5月撮影
天気の良い日に3時間ぐらいずつ頑張った、此処ではゴールデンウィークには別荘を利用される方々に気を使って、工事などは行われない
私も慣例に従って薪づくりを休業した。その後、のらりくらりで、5月30日に大きなため息とともに作業が終了した????と思った
薪を切り終えたのを見計らって、M&Kさんが“どうよ、どうよ?”と點検に訪ねてくれた
胸騒ぎがした、どうも1年分ぎりぎりの量らしい
う~ん、新人でストックが何もない、6月2日にもう1臺分を発注

平成26年6月撮影
6月26日に終わった、最後に、積み上げた薪の雨除けにする“塩ビの波板”30枚をホームセンターから屆けてもらった
運んでくださった方が地元の方で気さくに話しかけてくれた、その中で“自分は60年ここに住んでいるが、未だに雪が好きになれない、何を好き好んでこんなところに來るのか?” “自分の畑にはけもの道があり、クマも鹿も貍も通るよ”など苦労話をしてくれた
確かに、現役の方には雪は大きな制約かもしれない、しかし、第一戦を退いた者にとっては、“雪の降る音が聞こえる!”この地が何とも素晴らしく、また、このロマンティックな冬を楽しむための必須アイテムが“薪ストーブ”なのだ

平成25年11月撮影
薪ストーブは暖を取るのみならず、二次燃焼の炎のゆらぎがとっても美しい。オーロラを見るがごときと言ったら誇張しすぎかな? それ程に見入ってしまう魅力がある
2ヶ月に及ぶ奮闘の間、R&Kさんはもとより、何人もの方に聲をかけていただいた。アドバイスあり、質問あり、見學あり、元気が出るお言葉、ありがとうございました
槇を積んで波板を乗せた後のわが戦場には大量の大鋸屑(おがくず)が殘る、土嚢の袋に7つ分、これは決してごみではない
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これから楽しむ燻製のチップに使うのだ
。
高級品の桜チップは肉類に適し、薪から出るナラのチップは魚などの燻製に適するという
。
汗をかくと芋づる式に楽しみがわいてくる。先輩諸氏は手作りの燻製箱を駆使して楽しんでおられる
。
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
これから楽しむ燻製のチップに使うのだ
高級品の桜チップは肉類に適し、薪から出るナラのチップは魚などの燻製に適するという
汗をかくと芋づる式に楽しみがわいてくる。先輩諸氏は手作りの燻製箱を駆使して楽しんでおられる
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