海幸探訪~深まる秋、船から眺める宍道湖の夕日~
- 更新日:2014年09月22日
- カテゴリ:探検
日に日に秋が深まり、空が一段と高くなった気がする今日此の頃。
田畑にちらほらと咲く真っ赤な彼岸花を見ているうちに、ふと綺麗な夕日を見ようと思い立ち、宍道湖に行ってきました。
宍道湖の夕日を眺めるスポットは數あれど、観光客を惹きつけて止まない絶景スポットといえば、宍道湖観光遊覧船「はくちょう」のサンセットクルージングです。
まずは夕日鑑賞で最も大事なこと、そうです事前の天気確認。この日の松江市のピンポイント天気予報で日の入り時間の降水確率0%を確認。そしてここで忘れてはならないのが衛生畫像の雲の動き。降水確率が0%でも薄曇りで見えないこともありますので日の入り時に雲がないことを確認します。この日は雲一つない絶好の夕日日和でした。
さっそく宍道湖観光遊覧船に電話で予約します。船長さんによると、今日は混むでしょうとのこと。
出港時間5時30分の30分前に乗船場に到著。既に數人の方が乗船し席を確保されています。
宍道湖観光遊覧船「はくちょう」は、通常1日に7便運航されます。大人1450円、小人720円、乗船時間は1時間です。
いよいよ出港です。1階に船內と船外席がありますが、この日は2階、といいますか屋根に登りました。暑くも寒くもなく、心地いい風を受けながら、船は大橋側を宍道湖に向かって松江市內を進みます。屋根の上は普段感じない開放感があり、どこか外國を旅しているかのような錯覚にとらわれそうです。
途中にある橋くぐり。ぶつからないかとヒヤッとしたり刺激的でもあります。
太陽は見る見るうちに水平線へと近づきます。
宍道湖の絶景ポイントに到著。船長の計らいで夕日が沈むまでエンジン停止。靜かで情緒的な時間です。
ちょうど出雲大社方面に夕日が沈んでいきました。船で鑑賞する良さのひとつはみんなで観ること。
全く知らない人たちが數分間を屋根の上で夕日を眺めながら時間を共有する。特に何を話すわけでもありませんが、自然と連帯感のようなものが生まれます。
個人的に夕日で最も好きな瞬間は日沒後の數分間。夕日の殘照で空と湖がやわらかいオレンジに染まり、一日の余韻に浸れます。
乗船場に戻るころには、夜の帳が下がり、暮れなずむ松江の街に燈がともりはじめています。

白鳥観光有限會社
詳細はホームページをご覧下さい。
〒690-0001 島根県松江市東朝日町150-7
tel 0852-24-3218

別荘地から48.2km。平成26年9月20日撮影。