霧島発信、世界に通じるカクテルを目指す。－霧島市國分「ＢＡＲ萬」（よろず）

　霧島市國分の繁華街、大きな扉が迎えてくれる靜かな佇まいのバーがあります。
　この店のオーナーは、２０１３年度の日本最大級のカクテルコンベンションとされる「サントリー?ザ?カクテルアワード」において、全國８００名の頂點に輝いたバーテンダー、吉富萬洋さんです。
　吉冨さんは２００８年から數(shù)々のカクテルコンベンションにおいて入賞を続けてきました。

　
　大學時代にアルバイトで入ったバーがきっかけでカクテル作りを覚えたそうです。
　その後も獨學でオリジナルカクテルを作り続けて、２４歳から様々な大會にも參加し、２００８年に獨立して今に至っています。
　

　これをきっかけに同年、日本バーテンダー協(xié)會ＪＲＣＣ全國大會ゴールド賞受賞。
２００９年、同協(xié)會ＪＲＣＣ九州大會にて優(yōu)勝他三冠受賞。
　　　　　　 全國大會ブロンズ賞受賞。
２０１０年、同協(xié)會技能技術九州大會創(chuàng)作カクテルの部優(yōu)勝他二冠受賞。
同年、フランス農(nóng)水省主催による
           アペリティフ?カクテルコンクールファイナリスト６名に選出。
２０１１年、シェリー?カクテルコンペティションのファイナリスト１２名に選出。
２０１２年、サントリー?ザ?カクテルアワード、ファイナリスト１６名に選出。
２０１３年、イタリアで開催されたワールド?モスト?イマジネイティブ?バーテンダーコンペディションへの日本代表３名に選出。
そして、今回の受賞をされました。


　                                                         
　今後の活動の場を外へというお気持ちは？との問いかけに「外に出る気持ちはありません。地方だからダメだということはありません。場所やネームバリューが関係ないということが、結果として証明できたと思っています。」と吉富さんはおっしゃいました。
　
　
　
　                                                             
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　









                                                                             
　２０１４年、カクテルコンペディションに向けて、また彼のチャレンジが始まるそうです。
　「今回のこの受賞でニューヨークに行き、世界の一流バーテンダーの刺激を受けました。これからは、海外で感じたことなども取入れながら、霧島市にこだわりながら更に向上していきたい。」と力強く語ってくれました。
　
　経済や流行が東京中心の世の中で、全國レベルのバーテンダーがこの小さなまちに居る???。ちょっぴり嬉しく、そして誇りに思いながら、優(yōu)勝作品「カリビアン?ドリーム」を頂きました。
　

■撮影年月日/全て平成26年4月

吉冨 萬洋さん
昭和55年　人吉市生まれ
ＢＡＲ萬（YOROZU）　バーテンダー
霧島市國分中央3-34-6-1
TEL　0995-55-0004
■交通アクセス
　霧島高千穂リゾートランドより約18㎞（車で約27分）