丸池というもののその名とは違い、三日月形に近い形をしていました。目を凝らして透き通った池の底を覗き込むと、あちらこちらから、そのサラサラとした白い砂をモコモコ持ち上げ清らかな湧き水が噴出していました。
　丸池の水は、喉ごしは爽やかということもありペットボトルで売り出され、お土産としても人気だとか。なかにはペットボトルを持ち込み、取水場(chǎng)で汲み帰る人もいるとのこと。また、この連山の湧水で育てたお米を使った米粉のパウンドケーキや、その名も丸池ーキ（まるいケーキ）など地元ならではの特産品も販売されていました。

 

 　初夏にはホタルが自然発生し美しい光に包まれる様は6月中旬ごろまで見られて、観光客も多く訪れるホタルの里でもあります。丸池からは3本の水路が伸び、いずれも町の田畑に利用されて、そして最終的には川內(nèi)川と合流します。



　9月初旬には地元住民の方々の手により、丸池湧水の恩恵に感謝する「名水丸池感謝の夕べ」が行われます。丸池內(nèi)やその周辺に約1,000本の竹燈篭を浮かべ、幻想的な姿に変身します。
　

　
これからの季節(jié)、マイナスイオンを浴びながら周辺を散策するのも良し…。周辺はきれいに公園と整備され、多くの人々の憩いの場(chǎng)になっています。

丸池湧水公園
姶良郡湧水町木場(chǎng)589
湧水町商工観光課　電話0995-74-3111

■交通アクセス　ロイヤルシティ霧島妙見臺(tái)より約39㎞（車で約59分）

■上記の寫真はすべて平成24年5月に撮影されたものです。