【オーナー日記】#45 坂梨の散歩
- 更新日:2012年03月20日
- カテゴリ:オーナー日記
散歩コースに出かけました。歩くこと1時間、ここは隣町の坂梨。
江戸時代に參勤交代でお殿様一行が通った豊後街道沿いに開けたという、
今も昔の宿場町の面影が殘る町です。當時、一行は陸路で阿蘇を通って
大分市の鶴崎に向かい、そこから海路で大阪を経由、江戸へ向かったそうです。
坂梨は阿蘇の外輪山に通じる険しい登り道の始まりの地であるため、ここに
宿泊して鋭気を養い、山越えのための準備をしたといわれています。

街道沿いには、各家の門前に屋號が書かれた常夜燈が立ち並び、
情緒あふれる町並みが続きます。


途中、ガイドブックにも載る有名な豆腐屋さんを発見。(分譲地より約4.4km)
そういえば、阿蘇に來て最初にビックリしたのがこの豆腐でした。
普段スーパーで目にする豆腐の2倍ほどの大きさがあり、まるでレンガ。
またその美味しさにも感動、その日以來すっかり我が家の定番メニューに
なっています。ここを素通りするわけにはいきません。ちょっと寄って行くことに。

これが大好物の豆乳入りチーズケーキとレアチーズ。
それと、季節限定のさくら豆腐。意外にもこれは普通サイズでした。


今晩のデザートをしっかりGETし、さらに進むと何だか古そうな石橋に遭遇。
その欄干に刻まれている文字は弘化四年丁未。いったい何時の時代??
調べてみると1847年。
やはり相當昔に建設されたものでした。棟梁の八代郡の卯助さん、貴方が
造ったこの橋は165年経った今もりっぱに人の往來を支えていますよ。

現在は人通りもなくひっそりと佇む街並み。
かつては大勢の人々が行き交い、人の聲が飛び交う賑やかな通りであった
ことを想い起こさせる、そんな歴史を感じる場所がここにはありました。
※上記寫真は全て平成24年3月撮影
※オーナー日記は當社の依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をいただき、當社スタッフが更新しています。














