山陰探検~10分の空中散歩の旅~
- 更新日:2012年08月26日
- カテゴリ:探検
大山の西側に広がる高原美。
緑の芝生に包まれる桝水高原は、大山を代表する観光名所の一つ。
大山の総體積は120キロ立方メートルを超えると言われ、
そのすそ野は彌山を中心に円錐狀に広がっています。
南壁、北壁の険しい表情とは対照的に、
ここ桝水高原を中心とする西側斜面は比較的なだらかで、
火山の面影を殘して美しく、やさしいフォルムを構築。
大山の名は、別名“伯耆富士”。
その名前にピッタリと當てはまる場所こそ西側の山容だと言えます。
まず桝水高原に訪れてすぐに癒されるのが、
すっかり看板犬ならぬ看板ヤギとなっているピオーネちゃん。
近寄る人間たちに気にする様子もなく、
マイペースで草をついばむ様子は何とも愛らしく、
すっかり高原のメェ~ぶつに。記念撮影する様もよく見かけます。


そんなピオーネちゃんとあいさつを交わしたら、
いよいよメインでもある「天空リフト」へ。

この天空リフト、冬場、スキーで利用されるリフトを
グリーンシーズン用にシートを張り替えて使用。
元気なスタッフに案內(nèi)されていざtake off。
頂まで10分。しばしの空中散歩のスタートです。
最初は両脇を木々が囲むためそれほどの
開放感はありませんが、中盤を過ぎたあたりで一気に
視界が360度のパノラマモードに。


いや~~、これがとにかく最高。
まるで演出されたサプライズのように目に飛び込む絶景。
見上げれば大山、そして振り返れば少し怖くなるぐらいの
パノラマビューが眼下に広がります。
米子の街並みはもちろん、弓ヶ浜と美保灣に、島根半島まで。
空気が澄んでいれば隠岐島も望めるという風景は
まさに山陰の風景遺産とも表現(xiàn)したくなるほど。
米粒サイズに小さくなった建物を見て、改めて自然の偉大さ、
そして大山が持つスケールの大きさを実感できることでしょう。
もっと空中散歩を???なんて思ったころに頂へ。
いやいや、そこから階段を上った先に展望臺からも同様の絶景を堪能。
ここでは時間を気にすることなく思う存分、
美しいパノラマビューをお楽しみください。

ここ大山桝水高原。
実は、戀人の聖地にも認定される
カップルにとっての愛を語り合える場所。

実は戀人とはいってもここでの「戀人」の意味は「大切な人」との
意味があり、カップルだけでなく、ご夫婦や家族、
また男女の親友なども「戀人」に含まれるのだそう。
こんな風景を見ながら???。きっと絆も深まるのでしょうね。


展望臺には認定された際の記念碑が設置されるほか、
訪れた人が必ず參拝するという鳥居もあり。
愛を育むイベントを定期的に実施するなど、
著々とその名前が浸透しているようにも思います。
まだまだ街中では殘暑が厳しい8月の終わり。
ただここ大山の標高700m付近は頬にあたる風も
比較的心地よく、避暑にもぴったり。
過ぎ去る夏、訪れる秋のはざま、そんな気持ちいい
高原の風を浴びながら大山からの絶景を楽しんではみませんか?
別荘地から9.2km。平成23年8月30日撮影
大山桝水高原 天空リフト/
営業(yè)時間 10:00(土日祝9:30)~17:00
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
料金 大人 (中學生以上)片道500円?往復700円
小人 (4歳~小學生)片道400円?往復600円
シニア(60歳以上)?身障者100円割引
お問い合わせ先 電話 0859-52-2420
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