別荘の新しい仲間
- 更新日:2011年07月07日
- カテゴリ:分譲地紹介
現在建築中のオーナー様にご了解頂き別荘での建築をブログにて
お知らせさせていただきます。こちらは著工前の寫真です。かすかに見える白いロープは建物配置を表わしています。まずはここから切る木?殘す木?移す木を選別していきます。

大きな赤松はどうしても移すことが出來ませんので切りますが、こちらは森林法の範囲で敷地の30%まで切ることが可能です。
それと同時に將來のことを考えて木のために間伐も含め考えます。(あまりに近すぎる木、成長が見込めない木等)
切った松の運び出し作業です 撮影23年3月 別荘地內
この赤松の年輪を數えましたら樹齢52年でした。撮影23年4月 別荘地內
私よりも長く歴史を知っているわけです(笑)
大山にはこれ以上の赤松もあり高さは23mは超えています。
今度は移す木です。庭木になりそうな木も自然に植生しており、こちらではエゴノキ、山桜、もみじ、かえで、みずきなどがありました。境界側の目隠しや、道路側に移して前庭にしてやります。 こちらはタニウツギ ピンクのかわいい花を咲かせます。空木(ウツギ)名前のとおり枝をおると中が空洞になっています。
こちらはミズキ 春に白い花を咲かせます。
撮影23年4月 別荘地內
伐採の後は抜根です。これが大変な作業で大型の重機を持ち込み根を抜きます。またこの根の処分も今はかなり厳しくなっております。

ほんとに大きな根っこです。撮影23年4月 別荘地內
ここで建築に関する規制を少々。。。
もともと國立公園內外に許可を頂いて開発した別荘地ですのでかなり一般地ではない規制があります。
まずは建ぺい率ですが、この街區は12%(FV街區は20%)です。一般市街地と比較するとかなり厳しいです。容積率はない代わりに高さ制限10mで近くに13m超える木がございましたら13mまで可能です。
あとは保存緑地、壁面後退、取り付け道路の幅員、景観條例、崖地條例等の制限がございます。これも自然をできるだけいい狀態に保つ為ご協力いただいています。
いよいよ土工事に入りますが、掘った土は黒土、大山の火山灰になります。植生によく野菜つくりにもいいと評判ですが。。。 このような石がいっぱいあります。逆にこの石のおかげで地盤の
地耐力がよいのですが。畑を作るにはまず開墾から皆様頑張っ
ておられます。
撮影23年4月 別荘地內
一般の宅地ですと埋め戻しで土が使えるケースが多いですがこちらは土を持ってきます。

撮影23年5月 別荘地內
そして基礎工事の配筋工事?型枠?コンクリート打設と進んでいきます。
次回は基礎工事よりお知らせいたします。