スタッフもはまる北東北?。际吞锖尽·趣铯坤?/h2>

• 更新日：2011年09月15日
• カテゴリ：周辺情報

　“十和田湖”と言えば、巖手の詩人“石川啄木”が明治３４年に訪れた際に「十和田湖は世界に誇る名勝だ！」と知人に話しをしたと言われる東北を代表する名勝です。

　昭和２年に大阪毎日新聞社と東京日日新聞社が日本新八景を主催した際には湖沼部門で第一位を獲得した有名な湖だそうです。

　“十和田湖”にはあの有名な“乙女の像”があります。

　“乙女の像”は昭和２８年に國立公園指定１５周年を記念して??明治?大正?昭和の日本を代表する詩人であり、彫刻家?蕓術家でもある高村光太郎が記念碑として建てた物だそうです。

　最晩年７０歳で、四半世紀ぶりに刻んだ最後の作品だそうです。

　左手を合わせて向き合う、高さ２．１ｍの二人の裸婦像には作者である“高村光太郎”の病弱であった妻?智恵子を自然の中に立たせたかったと言う想いも込められており、その顔も智恵子に似ていると言われているそうです。

　又、この二人の裸婦像が向き合っていると姿は、自分と湖面に映る姿を表しているそうです。

　また、かかとをつけている姿は『地に足をおろす繁栄』の意味があり、東北の厳しい自然に耐え、同化し、やがて自然と“調和”すると言う決意が込められていると言われています。

　私はそんな名勝である“十和田湖”に“乙女の像”を見たくて早速向かいました。

　湖のほとりに著くとそこはまるで“海”です「広い??広すぎる??」と呟きます。

　車を止めて、少し歩いて行くと、以前“カモ”と戦って勝ちを摑んだ“高松の池”を思い出す、白鳥のボートがあります。

　しかし今日の私には“乙女の像”を見なければならないと言う使命があり、ボートに乗る時間はありません。

　しかし、屋臺の“きりたんぽ焼き”とお漬物の“いぶりがっこ”は食べなければと立ち寄って見ます。

　屋臺のお姉さんに「“きりたんぽ”と“いぶりがっこ”を下さい」と注文すると「お客さん東京から來たの？」と聞かれます。

　私は「いえ～巖手ですよ～」と答えると「あら～垢抜けているから~東京から來たと思った～！私の初戀の人に似ているわ～」と見事な商売上手な臺詞に私はすっかり乗せられてしまい「この～“ヒメマスの姿焼き”も買おうかな～」とついつい大判振舞いしてしまいます。

　私はそのお姉さんに「名前は何て言うの？」と尋ねると、お姉さんは「私は??“トメ”だ～」と答えます。

　私は「おぉ～“トメ”（乙女）“」と見事な”オヤジギャグ“を放ちますが完全に外れてしまいます。

　お姉さんは「はい！お釣りです～」とあっさりとした返答、私はまだまだ修行が足りないと思い知りました。

　しばらく歩いていると、ようやく“乙女の像”の所に來ました。

　“すばらしい”です、何と輝いているのでしょうか“故：高村光太郎”の想いが伝わって來るようです。

　この“裸婦像”の姿は確かに“調和”を感じます、私の姿は“Ｔシャツ”に“サンダル”と言う、かなり“ラフ（裸婦）”な格好です。

　「う～ん??裸婦（ラフ）だなぁ～」と私は感動する場面にも関わらず、締めの“親父ギャグ”の練習をしているのでした。
 

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＜十和田湖　乙女の像＞　リゾートより約97km

※掲載の寫真は全て平成23年8月撮影

～ＩＴＯ～