【オーナー日記】#33 冬場の牛の餌つくり
- 更新日:2011年12月20日
- カテゴリ:オーナー日記
草原に解放されていた牛たちも、牧草が生えない12月から2月の間は
平地の牛舎に移されます。放牧中の牛は一日に體重のおよそ10%の
草を食べるといわれます。500キロの親牛なら50kg。
牛舎にいる間は運動量が少ないために食べる量も少なくなりますが、
それでも平均15kgくらいは與えるそうです。30頭の牛だと一日に450kg。
來春、牧場に戻すまでに約40トンの餌を用意しなければなりません。
秋に刈り取った牧草や稲の藁などが主な餌になっているそうです。
今日は、この餌となる稲藁を保存するためのロール作業(yè)に出かけました。
まず、稲刈りの後に干して乾燥させた藁を田んぼ一面に広げます。
藁を結(jié)束していたバインド紐を一つずつ外して均等に並べていきます。
これはすべて手作業(yè)。根気よく2日かけてやっと完了。


ここからは巨大な機(jī)械が大活躍。広げた藁の上を通り過ぎるだけで、藁は
きれいに絡(luò)め取られ、おしりからロールになって「ポイ」と出てきます。
まるで動物の出産シーンを見ているみたい。ちょっと感動してしまいました。

それにしてもこの機(jī)械、僅か一時間余りで40個のロールを作りました。
北海道でよく見かけた、ロールと呼ばれるこの白い大きなかたまり。
いったい何に使うのか不思議に思っていましたが、ようやく謎が解明。
冬季の家畜の餌としてこのように作られていたのでした。

これで餌の準(zhǔn)備も完了。まもなく牛たちはそれぞれの牛舎へと連れ帰られ、
飼い主のもとで飼育されることになります。春までしばらくのお別れ。
草原が緑に色づく頃、また子牛といっしょにここに戻ってきてください。
待ってるからね。
※上記寫真は全て平成23年12月撮影
※オーナー日記は當(dāng)社の依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をいただき、當(dāng)社スタッフが更新しています。