【オーナー日記】＃８　あか牛のセリ

日頃からお世話になっている小堀牧野組合の田島組合長のお誘いで、
家畜市場のせり市を見に行きました。

田島組合長が出品するのは生後281日の第三みつひめと生後285日の
第二みなみの2頭の女の子。生まれたときには約30kgだった體重が
今では300kgを超えています。

繋留所には続々と子牛が入ってきます。
中には売られていくのが判るのでしょう、トラックから降りるのをいやがり、
暴れる牛もいました。
飼い主との別れを惜しむかのように240頭の牛が鳴いています。



田島組合長も最後のお手入れ。愛情を込めて丁寧にブラシで磨き上げると
気のせいか子牛もうっとりしているように見えました。



せりの前に開催された品評會で第三みつひめ號は見事推奨牛に選ばれました。
リボンをつけてもらい得意そうな顔の第三みつひめ。



生産者は熊本県全域ですが、購入者は九州、四國はおろか北海道や
東北地方からも來ているとのこと。

ヘルシー志向であか牛が見直されており、北海道でも多く肥育されているようです。

さて、いよいよせりの開始。

電光掲示板がめまぐるしく変動し、30秒ほどで次々と購入者と
価格が決まっていきます。




せりはあっというまに終わり、9ヶ月以上愛情を注いだ子牛たちともここでお別れ。
なにかしら感傷的になってきます。みんな元気でね。


※上記寫真は全て平成２３年５月撮影

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