秋は夕暮れ。
- 更新日:2009年09月17日
- カテゴリ:四季だより

9月も中旬にさしかかり、早朝や日の入り後には肌寒さを感じてきました。
朝、布団から出る事がおっくうになり始めたのは私だけでしょうか?
ということで、秋の一番良い時間帯はいつなのか考えてみると、
「枕草子」の「秋は夕暮れ」という一節(jié)を思い出しました。
早速、大山の夕暮れを見るため、時間を見計らって
別荘地から1.5km(車で約5分)の場所にあるパイロットファームへ行ってみると、ちょうど真っ赤な光景が目の前に飛び込んできました

パイロットファームから望む夕日
「秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに???」
日が山際に近くなるにつれ、周辺が真っ赤に染まる様子は不思議と心が落ち著きますね。
今の時期は6時~6時半頃にかけて日の入りを見ることができます。
パイロットファームからは日本海や中海も見渡すことができ、光に反射して染まっている様子もまた綺麗です。
そしてうしろを振り返ると大山も夕日に少し染まり、いつもとは違った落ち著きを感じます。
ところで、「枕の草子」はこのように続きます。
<現(xiàn)代語訳>
秋は、夕暮れの時刻がよい。夕日が差して、山の端がとても近く見えているところに、からすが寢どころへ帰ろうとして、三羽四羽、二羽三羽などと、飛び急ぐ様子さえしみじみとものを感じさせる。ましてや雁などが連なって飛んでいるのが小さく見えている様は、とても趣深い。日が沈みきって、風(fēng)の音、蟲の音など、聞こえてくるさまは、またいいようがない?!?/strong>Wikipedia參照】
皆様も清少納言のいう秋の光景を、是非大山リゾートで體感してみてください
寫真は全て平成21年9月に撮影したものです。
