スタッフも踴る?北東北の祭り『青森ねぶた祭り』
- 更新日:2010年08月13日
- カテゴリ:四季だより
『青森ねぶた祭り』は東北3大祭りの一つで、1980年に國の無形民俗文化財に指定されており、短い東北の夏を彩る風(fēng)物詩となっています。
鈴や花笠をつけた踴り手(ハネト)が跳ねながら、新町通りを右回りにどんどん集団でやってきます。
だんだん私の気持ちも高揚(yáng)してきます
「ラッセラー!ラッセラー!」と掛け聲がかかり皆一斉に飛び跳ねます
人形をした巨大な提燈のような「ねぶた」が多くの人々に擔(dān)がれて通りを練り歩きます。観客席に張り出したり、ぐるぐると回転したりまるで歌舞伎役者が舞臺の上で歌舞伎を演じているようです
。


私も周囲の観客の掛け聲に合わせて知らず知らずのうちにハネトを応援するように叫んでいました
。「ラッセラー!ラッセラー!」


私も周囲の観客の掛け聲に合わせて知らず知らずのうちにハネトを応援するように叫んでいました
隣の観客の方と話をしていると、その方は鹿児島県から來たそうです。その方によると青森出身の版畫家 棟方志功の作品による「ねぶた」もあるそうで、東北人の私よりも詳しく知っているので驚きました。さすが全國區(qū)の有名な祭りだと感心しました
観客席に向かってハネトの格好をした女の子から「ハネトになりませんか?」と聲がかかります
常に前向きな私、(よし!ここは踴ってみるか!)と思い、參加しますと手を上げて立ち上がりました
女の子は私の頭から足元まで見渡して「おじさんは無理!」といいます
「なんで?」と尋ねると「おじさんの身長と體格からすると著ることができる著物がない」との事、殘念!
旅館でも特大サイズの浴衣になってしまう私です
祭りの盛り上がりに合わせて、涙ぐみながら掛け聲をかけます
「ラッセラー!ラッセラー!」
周りの人は私が祭りに感動して涙ぐんでいるのだと思うでしょうが、実は違うことを誰も知りません。
こうして私の青森の暑い夏の夜は過ぎてゆくのでした。
青森市新町通り リゾートより約152km
※掲載の寫真は全て平成22年8月撮影
~ITO~













