初夏の花図鑑 ムラサキシキブ
- 更新日:2015年06月25日
- カテゴリ:四季だより

? 大金臺(tái) 野の花観察図鑑 ?
初夏の花 ムラサキシキブ

平成27年6月大金臺(tái)にて撮影
梅雨真っ盛りの6月下旬、大金臺(tái)の森の中に點(diǎn)在する薄紫色の小さな花の塊りを良く見かけます。この季節(jié)になると改めてこの株の多さに気付く、ムラサキシキブです。
ひとつひとつの花は非常に小さいのですが、濃くなった緑を背景に數(shù)個(gè)づつ固まった花が、ちょうど目の高さに見えるので目立ちます。
ムラサキシキブといえば、紫色に連なる秋の実が特徴的で、庭木としても人気の低木。しかしながら、雨に濡れた藪の中から先を爭(zhēng)って蟲たちに自己主張する小さな花の姿に、自生種の逞しさが感じられます。

平成26年10月大金臺(tái)にて撮影
ムラサキシキブ(クマツヅラ科ムラサキシキブ屬)北海道南部以南の國(guó)內(nèi)各地の山野で見られる落葉低木。
高さは3m程度まで育つ。
庭木としては、更に低木で実が固まって付く近種のコムラサキのほうが最近はよく見かけるよう思える。







