スタッフもはまる北東北 <一の倉邸 ひな遊ぶ>
- 更新日:2011年03月07日
- カテゴリ:周辺情報
盛岡市內にある「一の倉邸」は盛岡市自然環境及び歴史的環境保全條例(昭和46年制定)に基づき、昭和49年に保護庭園に指定されたそうです
。
この庭園と建物は明治後期に盛岡出身の政治家、阿部 浩(貴族院議員、東京府知事)により造られた由緒と歴史のあるものだそうです
。
その後、一の倉氏に譲渡され平成4年に盛岡市が取得したもので今でもなお往時の面影をしのばせてくれています
。
ここで毎年開催されるひな祭りは『ひな遊ぶ』とも呼ばれているそうです
。
今年は20周年という事もあり、人気が高く工夫を凝らしたひな人形の飾りつけや様々なアイデアで「ひな人形のある空間」を演出しています
。
古い「京雛」から「現代雛」はもちろん、中には人形を使わずにひな飾りを表現したものも登場するというアートな世界が広がるそうです
。
食欲を満たす為にハンター的要素は備えている私ですが、蕓術的センスは皆無に等しく、この機會に蕓術のセンスを磨こうと『一の倉邸 ひな遊ぶ』を見にいきました
。
明治の雰囲気をしのばせるたたずまいの中に色とりどりの飾りつけがしてあり、華やかさの中にも落ち著きと気品があります
。
アーティスティクな空間に目を奪われていると、案內係の方が「どうぞこちらでお休みください」と言ってお茶を勧めてくださいました
。
お盆の上に抹茶とお菓子が綺麗に盛り付けられて出てきます
。
案內係の方が「どうぞぉ」と盛岡弁で勧めてくれます
。
ここで私のスイッチは蕓術家からハンターに切り替わってしまいました
。
左手でお菓子をつかみほおばり、右手片手で茶碗をつかみ一気にお茶を飲み干します
。
まるで「はい!おかわり!」とでも言わんばかりの振る舞いです
。
案內係の方は少し戸惑ったような表情の後、丁寧に私にお菓子の頂き方、お茶の飲み方を落ち著いた口調で私に教えてくれました
。
あいも変わらず食欲に行動を支配される私です
。
蕓術家になるには相當修行が足りないと思い知らされた一日でした
。
<一の倉邸> リゾートより約33km
※掲載の寫真は全て平成23年2月撮影
~ITO~
















