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【あそ通信】　特集河陽のパン　3

更新日：2019年01月03日
カテゴリ：周辺情報

【あそ通信】　特集河陽のパン　3

特集　河陽のパン

河陰から移転オープン　オーナーの人柄も魅力

　最後に紹介するのは『パンダイゴ』。平成28年熊本地震で河陰地區にあった店舗が被災し、２０１７年９月に河陽へと移転しました。

パンが種類豊富にそろうのは12時前後。店內でのイートインもできます

　店內にはあんぱんやメロンパンといった定番のほか、「小ねぎとオイルサディンのピゼッタ」や「トマトとえびとアボカドのタルティーヌ」といったオリジナリティーの高い食事パンまで約30種類が並んでいます。
いずれも地元の旬の食材がふんだんに使われているのが特徴です。

「小ねぎとオイルサディンのピゼッタ」（左手前）は200円／阿蘇郡南阿蘇村河陽1883-1 ☎︎0967-67-3225

　オーナーの上道大吾さんはパンの種類ごとに熊本県産や北海道産の小麥粉、3種類の酵母、砂糖や蜂蜜など、素材のさまざまな組み合わせを使い分けているそうです。
「例えば角食パンには県産のミナミノカオリにきび砂糖、蜂蜜などを合わせていて…」と、上道さんは穏やかな口調ながら情熱的にパンの話をしてくれる姿が印象的です。

飄々としているように見えて意外と情熱的な上道さん。角食パンは1斤330円

　そのためか、上道さんは地元の製粉會社と協力して新麥の収穫を祝うイベントを企畫したり、タウン誌やテレビ番組にレギュラー出演するなど、各メディアに引っ張りだこで大忙し。
「パン業界を盛り上げたい」と〝パン愛?にあふれて意欲的に活動する上道さんのパンはおいしくないはずがなく、県外からも來客が絶えないのもうなずけます。

（information）

熊本県南阿蘇村河陽　／２０１８年10月撮影

ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートから約25?３km、車で約36分