海幸探訪~水のない水族館?「海とくらしの史料館」~
- 更新日:2017年12月06日
- カテゴリ:探検
日本有數の水揚げ量を誇る
鳥取県境港。
その境港に「水のない水族館」が
あるということで行ってみました。
向かったのは日本最大級の魚の
はく製ミュージアム
「海とくらしの史料館」。
館內には700種4000點の魚介類の
はく製が展示されています。
明治時代の酒蔵を改修して作られた、
美しい白壁が印象的な建物です。
エントランスでは、
お馴染みの「ホホジロザメ」がお出迎え。
はく製になってもかなりの迫力でしたが、
サンタの帽子がちょっと可愛らしいです。
展示スペースに入ると
目に飛び込んできたのは
巨大な「マンボウ」。
體長約2.8メートル、重さは1.2トン、
日本一大きなマンボウのはく製です。
つぶらな瞳とおちょぼ口が
とってもキュートですね。
マンボウの橫には、
こちらも巨大な「リュウグウノツカイ」。
キラキラと銀色に輝く體はかなりの長さ、
はく製としては日本で2番目の大きさだそうです。
たてがみの様な赤い背びれがカッコイイですね。
こちらはカニのコーナー。
境港でよく水揚げされる「ズワイガニ」をはじめ、
名前を聞いたこともないカニまで、
様々な種類が展示されていますが、
特に目を引くのが世界最大のカニ
「タカアシガニ」。
大きなオスがハサミを広げると
3メートルを超えるそうです。
足1本でもかなりの食べ応えが
ありそうですね。
この他にも館內には見たことがないような
珍しい魚がいっぱい。
とっても大きな目が可愛らしい
「クルマダイ」に
顔がネズミに似ていることから、
その名がついた「ネズミフグ」など
ユニークな魚もたくさんです。
貝のコーナーには、
巨大な二枚貝の
「カラスガイ」がありました。
となりにある宍道湖の名産品
「ヤマトシジミ」と比べると
その大きさがよく分かります。
館內には、はく製だけでなく、
この地に古くからある漁具?民具?農具などの
文化遺産も展示されています。
館內中央には実際に使用されていた
漁船がドーンとあり、
実際に船の上に乗ってみることもできます。
2階に上がると、はく製が額の中に納められ、
絵畫のように飾られていました。
ちょっとした美術館のようですね。
水槽の中で元気に泳ぐ魚を観察する
楽しみとはまた違い、間近でじっくりと細部まで
観察できるという、はく製ならではの楽しさがある
「海とくらしの史料館」。
機會があれば
是非お出かけしてみてください。
別荘地から約31.8km
撮影日:2017/11/29
大山と日本海の真ん中
自然豊かな
『ロイヤルシティ大山リゾート』
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