海幸探訪～石見銀山遺跡とその文化的景観～

山陰地方唯一の世界遺産
「石見銀山」。

かつて日本は世界の銀の約3分の1を産出したと推定され、
その當(dāng)時(shí)かなりの部分が石見銀山で産出されたと考えられています。

この銀山は、山を崩したり森林を伐採(cǎi)せずに、
狹い坑道を掘り進(jìn)めていくなど環(huán)境に配慮をして採(cǎi)掘が行われました。

こうして殘った豊かな自然環(huán)境と
鉱山の遺跡が一體となった文化的景観が評(píng)価され、
2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として
世界遺産に登録されました。

今回は世界遺産に登録され、
10周年を迎えた島根県大田市の「石見銀山」をご紹介します。

石見銀山は周辺の自然と共存した遺跡であることから、
環(huán)境保全の為「パークアンドライド」方式が採(cǎi)用されています。

車を利用される場(chǎng)合は、少し離れた場(chǎng)所にある
「石見銀山駐車場(chǎng)」に車を停め、そこから路線バスを利用します。

バス停の前には、遺産のガイダンス機(jī)能を擔(dān)う
「石見銀山世界遺産センター」がありますので、
まずはここで遺産の歴史に觸れ、
それから遺跡に行くのもオススメです。

「大森バス停」でバスを降りると、
すぐ近くに観光案內(nèi)所があり、散策マップなどを入手できます。

広大な石見銀山遺跡は徒歩での観光は結(jié)構(gòu)時(shí)間が掛かるので、
あまり時(shí)間の無い方や、體力に自信の無い方は、
観光案內(nèi)所そばで借りられるレンタル自転車を利用するのがオススメ。

ベロタクシーも運(yùn)行されているので、こちらもオススメです。

石見銀山は観光案內(nèi)所そばを起點(diǎn)に
「銀山地區(qū)」と「町並み地區(qū)」という2つのエリアに分かれています。

銀山地區(qū)で押さえておきたいスポットは
「龍?jiān)此麻g歩（りゅうげんじまぶ）」。

石見銀山には大小合わせて600を超える間歩がありますが、
龍?jiān)此麻g歩は唯一、常時(shí)公開されている坑道です。

（「間歩」とは銀を採(cǎi)掘した坑道のことをいいます）

約600メートルの坑道の內(nèi)、
273メートルが一般公開され、
壁面には當(dāng)時(shí)のノミの跡がそのまま殘っています。

坑道內(nèi)には、巖石の隙間に板のように
固まっている鉱脈を追って掘り進(jìn)んだ、
「ひおい坑」と呼ばれる小さな坑道が所々にあります。

人ひとりが寢そべってやっと通れるような坑道は、
當(dāng)時(shí)の作業(yè)がいかに過酷であったかを物語っています。

こちらは坑道內(nèi)に溜まった水を抜くため垂直に掘られた
「竪坑」、その深さは100メートルにもなります。

このような坑道が人間の手によって掘られたのですから、
人力の凄さに驚かされます。

町並み地區(qū)には代官所跡や武家屋敷、
商家などが立ち並ぶ、情緒あふれるレトロな町並みが
今なお?dú)垽辍⒅匾獊唤y(tǒng)的建造物群保存地區(qū)に指定されています。

古き良き日本を感じられる町並みを散策すると、
心も落ち著き、日頃の疲れも癒されるような気がします。

自動(dòng)販売機(jī)も景観に配慮され、
町並みに溶け込んでいました。
素晴らしい！

世界的に重要な経済?文化交流を生み出した銀山遺跡と、
古き良き日本の町並みが殘る石見銀山、
皆さまも機(jī)會(huì)がありましたら、
銀の歴史に觸れてみてはいかがでしょうか。

別荘地から約119.9km

撮影日：2017/11/6

大山と日本海の真ん中
自然豊かな
『ロイヤルシティ大山リゾート』
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