海幸探訪～出雲(yún)たたら村～

今回は島根県雲(yún)南市の
「出雲(yún)たたら村」に行ってきました。

出雲(yún)たたら村は、島根県出身の錦織良成監(jiān)督が
手掛けた映畫「たたら侍」のオープンセットをそのまま殘し、
一般公開されている施設(shè)です
（2017年7月15日～10月1日までの公開です）。

奧出雲(yún)地方では、たたら製鉄の原料となる
良質(zhì)な砂鉄が採れたことから、
古來よりたたら製鉄が盛んに行われてきました。

映畫「たたら侍」は、その「たたら」を題材とした映畫で、
たたら製鉄を営む村の様子がリアルに再現(xiàn)されています。

村の中で一際大きなこちらの建物は、
鉄を作る重要な場所となる「高殿（たかどの）」。

たたら製鉄は爐を作ることから始まります。

爐が完成すると木炭と砂鉄を交互に投入し、
吹子（ふいご）で爐に風(fēng)を送り込みながら
木炭を燃焼させる作業(yè)を三日三晩続けます。

そして最後に爐を壊して不純物を取り除き、
「けら」と呼ばれる鉄の塊を取り出します。

映畫の撮影では、実際に中世の
「たたら吹き」を再現(xiàn)し、2度の操業(yè)が
行われたそうです。

           高殿の隣にある「大銅場（おおどうば）」では、
        「けら」を玉鋼とその他に分ける作業(yè)が行われます。

            建物の中に展示されていた寫真の「けら」は、
              撮影時に実際に作られたものだそうです。

このようにして作られた鉄は
「大鍛冶場（おおかじば）」で出荷用に
製品化されます。

建物の中には、作業(yè)道具が
たくさん並べられていました。

村には鉄の神様「金屋子神（かなやごしん）」が祀られ、
操業(yè)の前後には安全と良質(zhì)な鉄ができるよう祈願をします。

この他にも五穀豊穣や村の安全を神に願い、
舞や神楽を奉納する「神楽殿（かぐらでん）」や、
外敵の侵入に備えた「砦（とりで）」、
村長の家などの家屋がリアルに再現(xiàn)され、
まるで戦國時代にタイムスリップしたかのよう。

出雲(yún)たたら村は2017年10月1日までの期間限定公開ですが、
奧出雲(yún)地方には「菅谷たたら山內(nèi)」や「奧出雲(yún)たたらと刀剣館」など、
「たたら」に関連した施設(shè)がいくつかあります。

興味を持たれた方は、
是非足を運んでみてください。

                      ●出雲(yún)たたら村●

                                 ホームページはコチラから

           ※2017年7月15日～10月1日までの限定公開

別荘地から約82.3km

撮影日：2017/8/21

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