海幸探訪~日本一の龍の彫刻!?「神﨑神社」~
- 更新日:2017年02月16日
- カテゴリ:探検
鳥取県の中部に巨大な龍の彫刻が施された
神社があるのをご存知でしょうか?
その神社は東伯郡琴浦町にある
「神﨑神社」(通稱?赤崎の荒神さん)。
家內(nèi)安全、海上安全、牛馬の守護(hù)神として知られる
こちらの神社、建立は定かではないそうですが、
現(xiàn)存する最古の棟札は元祿15年(1702年)で、
素戔嗚尊(スサノオノミコト)を御祭神としています。
神﨑神社の特長は本殿と拝殿に施された美しい彫刻の數(shù)々、
それらは鳥取県の指定保護(hù)文化財(cái)に指定されています。
まずはお參りを。
拝殿に向かうと、しめ縄の上に施された
浦島太郎をモチーフとした彫刻が一際目をひきます。
浦島太郎に乙姫様、竜宮城など
伽話の世界が見事に再現(xiàn)されています。
向拝柱には、唐獅子と牡丹。
拝殿扉には、お腹に子を宿しながらも新羅に攻め入った神功皇后と、
後の応神天皇となる神功皇后の子を抱く武內(nèi)宿禰。
そして拝殿には冒頭で觸れた巨大な龍の彫刻があるはずですが、
一見するとどこにあるのか気づきません。
場所が気になりつつも參拝を済ませ、
ふと上を見上げると???そこには
向拝の天井(広さ約25平方メートル)いっぱいに
施された巨大な龍の姿!
體を大きくくねらせた龍は今にも
動(dòng)きだしそうな位の迫力。
その大きさに參拝者からは龍の長さや大きさを知りたいと
いった聲が多く寄せられましたが、測定するには足場を組んだりと
大掛かりになるので、これまで測定することはなかったそうです。
そんな中、2016年に地元企業(yè)が地域貢獻(xiàn)の一環(huán)として、
無料で測定を行うことを申し出ます。
そして、計(jì)測対象物に觸れることなく、
正確な距離や大きさを知ることができる
「3Dレーザースキャナー」で計(jì)測を行ってみたところ、
なんと全長約16メートルもあることが判明。
その大きさから琴浦町では、もしかすると日本一の龍の彫刻
では?と期待が高まっています。
また、この龍が持つ玉の真下に立つとご利益があると言われ、
パワースポットにもなっています。
これらの見事な彫刻は、明治12年に宮大工の小倉平次郎らにより
竣工されたものです。
そして、嘉永6年に鳥取藩お抱え宮大工の小倉園三郎により
竣工された本殿にも素晴らしい彫刻が所狹しと施されています。
また、重厚な構(gòu)えが印象的な八ツ棟造の本殿は、
彫刻だけでなく複雑な形狀に配置された棟も目を引きます。
2015年に行われた屋根の葺き替え工事の際、
金色に復(fù)元されたという龍と狛犬に獏は迫力たっぷり。
恵比壽様や優(yōu)しい表情の牛と馬。
この他にも數(shù)々の素晴らしい彫刻が施され、
全てが一見の価値ありです。
皆さまも是非その目でご覧になってみてください。
別荘地から約32.6km。平成29年2月8日撮影。
大山と日本海の真ん中
自然豊かな
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