海幸探訪～山陰の耶馬渓「立久恵峽」～

出雲(yún)市內(nèi)から國道184號線を南へ約20分車を走らせると
立久恵峽（たちくえきょう）があります。

立久恵峽は神戸川（かんどがわ）の清流に沿って約2kmにわたり高さ100～200mもの巖壁がそそり立つ渓谷で、名勝天然記念物に指定されています。
その景観が日本三大奇景として知られる九州の耶馬渓に似ていることから「山陰の耶馬渓」とも稱されています。

 渓谷沿いには遊歩道が整備され、大自然をゆっくりと散策することができます。

まずは吊り橋を渡って向こう岸へ。橋の中央付近は思ったよりも揺れて、ちょっとドキドキです。

吊り橋の上からは雄大な神戸川の姿を望むことができます。

緑あふれる遊歩道は秋晴れの陽気と相まって、とても爽快。
足取りも軽くなります。

遊歩道沿いに滝を発見。
こちらの「お里の滝」は、男性がこの滝を仰ぎ見ると
子寶に恵まれると言い伝えられています。

歩を進(jìn)めると無數(shù)の石仏が姿を現(xiàn)します。
こちらは霊光寺の五百羅漢?千本仏。

羅漢とは、仏教において尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことを意味するそうです。

大正8年に霊光寺が再建され、地元の今岡啓次氏が普賢両菩薩像を石仏で奉納したのが始まりで、今日では1,400體余りの石仏があるそうです。

よく見ると一體一體、様々な表情をされていて、知っている人の顔に似ているものが必ずあると言われています。

五百羅漢を過ぎると、霊光寺へと続く石段があります。

霊光寺は出雲(yún)十大薬師霊場の一つ。
本堂には長さ3メートル、幅1.5メートルの巨大なわらじが祀られています。これは立久恵薬師如來が特に足腰の病にご利益があるといわれていることから、信者の方々によって奉納されたそうです。

立久恵峽には、溫泉旅館があり宿泊することもできます。

「絶景の宿 御所覧場」には露天風(fēng)呂があり、そこからの眺めは絶景。
目の前には神戸川が流れ、見上げると立久恵峽の奇巖?怪石が広がります。こちらの露天風(fēng)呂は日帰りの入浴も可能です。

また、立久恵峽には「わかあゆの里」という施設(shè)があり、キャンプ場が併設(shè)されているので、こちらで宿泊することもできます。

こちらも素晴らしいロケーションで、絶景を眺めながらのキャンプはきっと最高でしょう。

その他にも多目的広場や研修室もあり、陶蕓やそば打ちなどの體験を行えます。

今回は秋の立久恵峽をご紹介しましたが、春には奇巖を背に咲き誇る山桜、夏には深緑の森、冬には雪化粧した渓谷美と1年を通して景観が楽しめる、おすすめのスポットです。

別荘地から約101.4km

撮影日：2015/11/11