【オーナー日記】§39 固定撮影と追尾撮影
- 更新日:2016年04月02日
- カテゴリ:オーナー日記2
こちらに來てから雪景色での星景寫真を撮るのをずっと楽しみにしてきたのだが、昔のような體力も気力もないこともあってなかなかその機會がなかった。
家の前にわずかに出て撮るだけとはいえ、まず、この時期では少ない好天と闇夜(月が出ていない)が重なる時があまりないことと、特にこの時期は外気溫がマイナス10℃にもなるのでこれらの條件に加えて自身の體力?気力値が一定値以上ないと行動に移すまでには至らないのである。
家の前にわずかに出て撮るだけとはいえ、まず、この時期では少ない好天と闇夜(月が出ていない)が重なる時があまりないことと、特にこの時期は外気溫がマイナス10℃にもなるのでこれらの條件に加えて自身の體力?気力値が一定値以上ないと行動に移すまでには至らないのである。
2月中旬、この時期としてはめずらしく天気がよく、また月もなかったのでしばらくぶりに庭(というよりウッドデッキ)にでて撮影してみることにした。
待望の雪景色での撮影であるが、困ったことにこの時期の夜半過ぎには巖手山の上の空には目立った星座等が見當たらず、いつものポータブル赤道儀を用いた追尾撮影では空が大変地味なものになってしまう。
そこでいつもはやらない固定撮影をしてみることにした。フィルム時代の固定撮影はフィルムの特性を生かして単にバルブで長時間露光すれば良かったのだが、デジタルカメラではそれだと露出オーバーになってしまうので露出オーバーにならないたとえばISO1600で30秒などのコマを連続して撮影し、それを比較明合成という手法で合成する、という方法をとる。
最近のカメラはこの比較明合成をカメラ內で行う機能があるのでとても簡単に撮影することができる。
待望の雪景色での撮影であるが、困ったことにこの時期の夜半過ぎには巖手山の上の空には目立った星座等が見當たらず、いつものポータブル赤道儀を用いた追尾撮影では空が大変地味なものになってしまう。
そこでいつもはやらない固定撮影をしてみることにした。フィルム時代の固定撮影はフィルムの特性を生かして単にバルブで長時間露光すれば良かったのだが、デジタルカメラではそれだと露出オーバーになってしまうので露出オーバーにならないたとえばISO1600で30秒などのコマを連続して撮影し、それを比較明合成という手法で合成する、という方法をとる。
最近のカメラはこの比較明合成をカメラ內で行う機能があるのでとても簡単に撮影することができる。
固定撮影の結果は思ったより良好で、淋しい夜空も賑やかになり、なによりカメラが動かないので前景のディテールが寫るのが何よりうれしい。
これまでは星は點で寫らなければならないと思っていたが、場合によっては固定撮影の方がよい結果になることもあることを學んだ。
これまでは星は點で寫らなければならないと思っていたが、場合によっては固定撮影の方がよい結果になることもあることを學んだ。
いつも撮っているポータブル赤道儀&簡易極軸合わせでの追尾撮影。この時期、撮影に適した夜半過ぎの巖手山がある南の空は目立った星座や星がなく淋しいものになってしまう。また、カメラが動いているため前景もぼやけてしまいいいところがない。
固定撮影にすると、當たり前だが巖手山を含めた前景のディテールが出て、かつ淋しかった空も賑やかになって意外にいい感じとなった。これからは狀況に合わせて固定撮影も取り入れていきたい。
撮影場所を2階に移し窓際にカメラを設置して暖かい部屋の中から固定撮影してみた。比較明合成の効果で街燈に照らされた雪(氷)の輝きが散らばってちょっといい感じになったと思う。
2階の撮影場所。まどが小さいので窓を開けても冷気の侵入は気になるほどではない。広角レンズは使えないが標準以上の長焦點なら窓枠なども寫らずに済む。ここに赤道儀を置いて追尾撮影ができたら楽なことこの上ないが、さすがにそれはズボラが過ぎるというものか...
『三輪様』
2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
※掲載の寫真は全て平成28年2月撮影
『三輪様』
2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
※掲載の寫真は全て平成28年2月撮影















