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【オーナー日記】§31　ふたご座流星群

更新日：2016年02月06日
カテゴリ：オーナー日記２

　今年のふたご座流星群は月の狀態が良く（闇夜）、また雪景色を入れて撮影ができそうなのでかなり期待していたが、12月中旬の暖かさと雨で雪がほとんど解けてしまい、雪景色での撮影はできなかった。

　それでも、幸い極大日のその前の2日ほど夜半前後に晴れ間があり、また風もなくこの時期としては快適に撮影ができた。

　撮影は12、13及び14日の夜半前後に行った。ちょうどこの時間帯はオリオン座を中心に冬の賑やかな星座が巖手山を通り過ぎる時間帯であり、空の暗さも十分となるためである。

　自宅のウッドデッキから撮影という、これ以上はないほどの恵まれた環境ではあるものの、家の外で長時間じっとしているのでダウンの上下という重裝備で撮影に臨んだ。途中、居間の窓越しからでもかなり星は見えることに気が付いてからは、床に寢転んで窓越しに見ていた時間も結構あった。

　森林住宅地內には街燈がいくつかあって、星見の環境としては全く期待していなかったが、家が街燈の光を遮ってくれるためなかなか捨てたものではないことに気付いた。

　こんなことなら家を建てる際にもう少し工夫すればよかったと思う．．．　観望の結果、12日と13日はポツリ、ポツリと、14日は40個前後の流星を確認できた。家が邪魔をして全天の半分しか見えないことを考えるとかなり流れたのではないかと思われる。

　15日午前0時17分頃、火球にはほど遠いが今回見たなかでは最も明るい流星が運よく寫野に収まった。12mm（24mm相當） f/2.0 ISO-3200 40秒露出。傾きを補正した後にトリミング。ポラリエ及びディフュージョンフィルター使用。

　極大日の前々日に撮影したもの。12mm（24mm相當） f/2.0 ISO-1600 60秒露出。ポラリエ及びディフュージョンフィルター使用。一応シリウスとオリオン座の間に微かに流星が寫っている。これはISO-1600で撮影したが、他の普通の星のようにシャーターを開けている間露出できるわけではなく一瞬しか光らない流星は、できるだけ感度を上げて撮影したほうがいいようだ。

　14日午前2時10分頃、流星は寫っていないが巖手山の上にかかる冬の大三角と冬の天の川。これらが通り過ぎると巖手山の上の空は急に淋しくなってしまう。12mm（24mm相當） f/2.0 ISO-1600 60秒露出。ポラリエ及びディフュージョンフィルター使用。

『三輪様』　
　2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。

※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。

※掲載の寫真は全て平成27年12月撮影

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