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【オーナー日記】§14　自宅から見るペルセウス流星群

更新日：2015年09月12日
カテゴリ：オーナー日記２

　こちらに引っ越してくる前は、3大流星群の時には車で3時間ほど走って、よく富士山方面に観望に出かけていた。

　ペルセウス座流星群の時は夏休みと重なるため観望に來ている人も多く、流星がながれるたびに暗闇のあちこちから歓聲が上がっていたのを思い出す。
　
　§2で觸れた通り、ここ八幡平リゾートの自宅からでも十分見ることができそうだったので、今年は自宅からのお気楽な観望とすることにした。

　今年のペルセウス座流星群は月明かりがないのはよいが、ピークの時間帯は晝間となり観望のチャンスは8月12日と13日の夜ということであった。

　天気予報からすると13日は天気が悪いのでチャンスは12日の1日だけである。その12日も曇りがちでだめかと思われたが、夜半過ぎに空を見ると晴れていたので、急ぎカメラを取り出して撮影準備にとりかかった。

　流星はいつどこを流れるかは全くわからないので、撮影はただひたすら何枚も取り続ける必要がある。しかしながら、最近はカメラのインターバル撮影の機能を利用して連続して撮影するよう設定しておけば、あとは何もすることがなく便利この上ない。

　そこで、撮影設定後は星見用の簡易ベッドをウッドデッキに広げて流星観望を楽しむことにした。風はないが、気溫は18℃程で肌寒いのでパジャマの上に薄手のダウンジャケットを著て橫になる。

　家が視界を妨げるので巖手山のある南側しか見えないのが少々殘念だが、それでも午前0時から雲が出て星が見えなくなった2時ぐらいまで見て20個ほどの流星を見ることができた。

　八幡平周辺は探せば星見に適した場所は沢山ありそうなので、機會があれば探してみたい。八幡平リゾートの中にももっと良い撮影ポイントがあるだろうが、自宅からの手軽さは捨てがたい。

　次のふたご座流星群の時は雪景色での撮影ができそうで楽しみである。夜、遠出をして雪の中での撮影は寒いし危険でもあるが、自宅からであれば心配はいらないし、寒ければ家の中に避難すればよいだけである。

　殘念ながら巖手山を中心とした構図に流れた流星はほとんどなかったが、なんとか寫っていたうちの一枚。最初に構図を決めてあとはカメラまかせの連続撮影なので赤道儀の回転に従って構図はどんどん傾いていくため、畫像は傾きを修正し、トリミングしたもの。12mm（24mm相當）F2.0 ISO-3200　30秒露出。ポラリエ及びディフュージョンフィルター使用。

　だんだん雲がでてきた。夜明けに近づけば近づくほど流星は増えていくものと思われたが、この後急に雲が増えて星が見えなくなったので午前2時頃観望終了。

　今回、撮影に用いた機材と星見用の簡易ベッド。車での移動もなく、自宅のデッキから最初にカメラでインターバル撮影に設定し、あとは流星を眺めているだけの実にお気楽な撮影である。

『三輪様』　
　2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。

※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。

※掲載の寫真は全て平成27年8月撮影

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