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【オーナー日記】#31　雪です

更新日：2015年01月12日
カテゴリ：オーナー日記

　11月13日の初雪の便りを送っておいた神奈川の義姉が、八幡平の雪見たさに來てくれたのだが、25日から3日間は曇りで、雪もすでになかった。

　しかし、その5日後、突然20㎝の積雪。夕べもその上に20㎝積み上げて、只今積雪40cmである。もう少し降り続きそうな予報である。願わくば、箱に雪を詰めて送ってあげたいくらいだ。

　いつもこれくらいの雪が降るのは12月の下旬らしい。そして、今回は東北全體に雪が降り、巖手県ではむしろ県南のほうが大雪になっている。

　土地の人たちも「変だよね！」と口をそろえる。県南の“北上”のあたりは１ｍを越えているようだ。　いつものことらしいが、初冬の雪は水分が多く、踏むと“ぎし”、”ぎし”と音がする。重く、著雪しやすい。

　特にここ2日間は風もなく、木々の雪もなかなか落ちない。こういう時は電線が切れて停電が起きやすい。この日も５０００戸以上が被害に遭ったらしい。また、木の枝が架線を切ったらしく、仙山線が止まったというニュースもあった。

　2日の朝、6時頃？　まだ夢の中で、今シーズン初めての“除雪車”が家を揺らすのを感じた。その後、何回か通ったが、逞しく雪を飛ばしている。これがシーズン本番になると　“どでかいブルドーザー”　とペアでやってくるようになる。

　そんな中、我が家では、“靜かに、靜かに、ゆっくり、ゆっくりとこぼれてくる真綿のような、雪の”降る音“を聞かんとばかりに、コーヒー片手に息を凝らして外を眺め、とてもゆっくりと移ろう時間を楽しんだ。?????のが３９回目の結婚記念日でもあった雪第１日目。

　４０cmの積雪を頂いた２日目はさすがに夢の中とはいかず、雪原に埋まった車２臺の掘り出し、數日分の槇の取り込み、ウッドデッキの雪かきとこれから深まりゆく冬のルーチンワークが顔をそろえていた。１萬歩を目指す散歩よりも遙かにダイエット効果のある労働負荷である。

　しかし妻も黙ってはいない。こういう日にはご苦労さんとばかりに、１０時、３時の豪華なもてなしを用意し、効果は帳消しになるのが一般的。今もその甲斐なく、體重が維持されているのがその証明。

　この程度の雪でも屋根から轟音と共に雪が滑り落ちる。落ちる雪の量よりも轟音にびっくりする。今自宅の周りの１０數軒の屋根には雪がない。また、落ちた雪を何とかしなければならないほど敷地が狹くもない（野なかの一軒家？????のようなものだから）ので、あわてて雪かきもしない。

　春までに消えてなくなれば、それでいいのだ。?????とみんなでこの純白の靜寂を楽しむ。これがここに住む者の心意気か？

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※掲載の寫真は全て平成26年12月撮影

※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。

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