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【オーナー日記】#24　低～い虹

更新日：2014年11月22日
カテゴリ：オーナー日記

　2014/10/17の虹について既にどなたかが書いておられたのだが、私自身、感激のあまり、“そうでしたよね！”と言って、胸にしまっておけないので、二番煎じながら吐露させていただこうと思う

。

　この日は朝から破天荒で時折の雨が強風に乗って橫毆りに降ったかと思うと、青空が出てみたりを繰り返していた。

臺風19號を関東でやり過ごして、帰ってきた2日目でこちらでは不安定な天気になっていた。

　朝11時頃、滅多に鳴らない攜帯が鳴動し、“綺麗な虹が出ているわよ！”と知らせてくれた。どれどれと北側の窓から虹を探すも発見できず。今度はカメラを持って外に出、リゾートのメインストリートを、妻は上に駆け上がり、私は駆け下りた。めっけ！

＜2014/10/17：10時52分：Resort內＞

　北側の林の上が赤くなっているが、全體は見えない。いつもはウスノロと言われる私ではあるが、この時は違っていた。妻を呼び寄せ、軽のMOVE君を駆けて、牧草地の真ん中を通る農道を駆け上がった。ピンポーン！大正解でした。

　視界を遮るもののない大広間に低～い、大っきな虹が出ていた。ここは標高400メートル以上あるので地平にというか谷間にというか、それほど低い、地を這うような虹が見ることができる。

＜2014/10/17　11時01分＞　　　　　　　　

＜同日、11時02分　左端は林の手前に虹が見える＞

　大げさかもしれないが、60年余の人生においてこんな虹はここでしか見たことがない。物知り博士のインターネット様曰く、虹の高さは太陽の高さによって決まるという。太陽を背にして太陽と自分とを結んだ線、この線上から見上げること40度と42度の間に主虹があるという(ちなみに薄い副虹は50度だという)。

　故に、太陽が高ければ高いほど、虹は低い所に見えるということになろうか？低い虹はどこでも見ることができるはずなのだが、なかなか気づかないのは、ビルなどの邪魔者が多いからだという。

　この日の太陽のデータを出してもらうと、11時15分（15分刻み）に41.33度が最高高度であることがわかる。これ以上太陽が高いと虹が地中に入って見えないことになる。

　今回は標高の高い所に立って、目の前に何も遮るもののない下界を眺めるような狀況の中で見ることができた、“低～い虹”だったのだ。そればかりか地に接する虹の腳が林の手前に見え、木立が七色のスカーフを巻いているようにも見えた。（寫真ではお見せできなくて殘念！）

　20分ぐらい雨風の中で頑張って帰って來て、やれやれ、家の中はあったかいねと言って間もなく”また虹が出ているよ！“と攜帯が言い。ならばと再出動。

　最初よりも高くなっていた。虹の腳がすぐ目の前に接地していること、主虹の內側が白く映っていることなどに驚ろかされ、取りつかれて森林公園の端から焼走り、西根の田園地帯と當に”トルネードハンター“よろしく、15時ころまで追いかけた。軽のMOVE君も疲れたろうが、晝飯抜きの老夫婦もヘロヘロだった

。

＜2014/10/17　13時15分＞

＜2014/10/17　14時19分＞

　雨風で冷え切って寒かったのもさることながら、高臺から見下ろす牧草地の先の虹を撮影しているのだが、背にしているのはデントコーンの畑。風で“ザワワ～、ザワワ～”　　都度、クマか？風か？時折、背筋も寒くなり、疲れた～～！

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※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。

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