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溫泉付!宮城蔵王の山々のふもとで暮らす。別荘、定住どちらにも適しています。
その58「 五月禮讃 」
みなさま、こんにちは。 コロナ禍に見舞われながらも季節は移り、はや6月の聲を聞こうかという時期となりました。ある朝、新聞を読んでおりましたら、「五月禮讃」という詩が紹介されていました。明治の歌人、與謝野晶子の詩です。
「 五月は好い月、花の月、 」
新聞で紹介されていたのはごく一部でしたので、ネットで調べて みたら、かなり長い詩でした。 5月に禮讃するべきされるべきものが多數羅列されています。その合間に、晶子の感性豊かなある部分では官能的な、短い文章が挿入されている、そんな詩です。晶子の詩に蔵王の風景を重ねてみました。
「 芽の月、香の月、色の月、 ポプラ、マロニエ、プラタアヌ、 」
5月上旬、「ActiveResorts宮城蔵王」のチャペルをいつもと違う角度から眺めた風景です。 遅咲きの桜が、可憐な印象を與えています。ちなみに、プラタアヌとは、 プラタナスのことのようです。
「 つつじ、芍薬、藤、蘇枋、 リラ、チュウリップ、罌粟の月、 」
山の緑の中であんなに存在を誇っていた桜は、ほとんどが花を終え、代わりに臺頭してきたのは、ヤマツツジ。 リゾート內外を問わず、どこででも見かけます。蔵王の家においても、ふらっと散策にでかけている私ですが、先日の散策の際に林の中でひっそりと咲いているヤマツツジを見つけました。揺れる木もれびの光が花や葉にあたり、反射するのがキレイです。いかにも5月の爽やかさの象徴のような眺めでした。それと、ここで出てくる「罌粟(ケシ)」は、栽培が禁止されている種ではなく、「ヒナゲシ」、いわゆるポピーのことらしいですよ。
「 微風の月、青い月、 プラチナ色の雲の月、」 林の中を散策してもふと空を見上げても、なんと青の、緑の、美しいこと!心が洗われる風景というものの多くは、今の季節にこそ見られるような気がします。 突然現実的な下世話な話になりますが、今の季節って冷暖房も必要ないため、光熱費がかなりお安くなるんですよね。ありがたいことです。そういう意味でも「五月は好い月」です。
「 太陽の月、青海の、 森の、公園の、噴水の、」 「五月禮讃」の詩について、今回ご紹介した部分は本當にごくごく一部です。 ネット検索をしてみればすぐに出てきますので、みなさまにはゆっくりと鑑賞していただきたいと思います。當時の雰囲気、5月の光景、さらには晶子の情熱が目に浮かぶなど、充分に堪能できることと思います。もしかすると、ネット検索などしなくても、晶子の歌集や詩集をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。禮讃するべきことは、ほとんど晶子の詩の中に網羅されてしまってはいるのですが、あえてプラスするとすれば、それは「光の月、」でしょうか。 ※寫真は令和2年5月撮影
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