~宮城蔵王からこんにちは~ 「 溫泉街を歩く 」
- 更新日:2020年02月21日
- カテゴリ:オーナー日記
その52「 溫泉街を歩く 」
みなさま、こんにちは。
2月に入ってから、ちょっとだけ寒い日もありましたが、例年とは比べものにならないほどの暖かさです。何よりも當然あるはずの雪がありません。冬は名のみの風の暖かさよ、といったところです。
ある日、溫泉街に行く用事ができました。この暖さです。路面凍結の心配もなく、ということは転倒の恐れもなさそうなので歩いて行ってみることにしました。
我が家から溫泉街までの距離は、2kmちょっと。
歩いて行く道は、冬とはいえ、観光客等の交通量もそれなりに多い県道なので、気をつけて歩かなければいけないのはもちろんです。広い歩道を歩いているときはよかったのですが、途中からその歩道が途切れ、外側線のみになることがありました。ちょっと歩くと反対側に歩道が出現。安全な歩道を歩くために、何回か橫斷を繰り返しました。両側とは言いませんが、片側でいいから途切れることなく歩道がずっと続いていれば安全なのになあ、と感じました。行政の擔當者を責めるつもりは全くありませんが、整備していただければ、観光客も散策の幅が広がることと思います。
これは、お馴染みの刈田嶺神社を、本殿の後方、外部の駐車場から眺めたところです。平日のためか私のほかに參拝者はいませんでした。いつものように靜かに手をあわせました。最近は刈田嶺神社に限らず、何かに付けてひんぱんに神社にお參りするようになったのですが、手を合わせているときのほとんどは、何も考えておりません。以前はいろいろお願いをしいたものでしたが、今は靜かに手を合わせるだけ。それだけで落ち著いた気持ちになれるのが不思議です。
今回は、刈田嶺神社の脇の坂を登り、「湯神(ゆがみ)神社」、「古峯(こばはら)神社」にもお參りしました。
「湯神神社」は、元祿8年(1695年)に、當時の湯守の大沼久兵衛が、地域の人々と共に蔵王権現の石碑を建立したのが始まりとされる、お湯の神様。「古峯神社」は、栃木県鹿沼市の「古峰神社」に由來する、火伏せ(火災予防)の神様。小ぶりのお社が、靜かに鎮座されています。こちらの神社は刈田嶺神社からすぐですが、比較的急な石段を登って向かいますので、今年は大丈夫でしたが、積雪のある通常の冬期間は、この坂を登るのは無理そうです。
遠刈田溫泉の溫泉街は、狹い範囲に、旅館やお土産物屋さんが集中しています。お參りを終えてから、ちょっと気になっていたお店に行ってみました。以前、このブログ上で別のオーナーさんが紹介していたことのある、「木村商店」です。お店に入り、あるものを注文しました。
「大人のソフト」をお願いします。
寫真にあるのが「大人のソフト」。以前に地元のテレビ番組で紹介されていました。今日は歩いて來てますので、堂々とべられます。なぜ、そんなことを気にするかというと、トッピングが「お酒」だからです。テレビで案內役のサンドウィッチマンが食べていたのと同じ、黒糖焼酎をトッピングしたものをいただきました。お店のご主人は、ずいぶん試行錯誤を繰り返したそうです。ご主人とあれこれおしゃべりしながら、じっくりと味わい、たいそう美味しくいただきました。観光客のみなさまにも、ぜひご賞味いただきたいものです。子供さんや、お酒はちょっとという方は、トッピングなしでどうぞ。
「木村商店」のすぐ近くに、公衆浴場の「壽の湯」があります。
同じ公衆浴場の「神の湯」に比べて、こちらは地元の方の利用が多いようです。地元の方とおぼしき入浴客が出たり入ったりするさまを眺めながら、ほんの少しのほろ酔い気分で、溫泉街をのんびり散策しました。そしてそろそろ帰る時間です。我が家に向かう、県道は1本道。來るときは下りでしたが、帰りは一転、長い上りとなります。
我が家付近までずーっと続く長い上り坂を約2km歩いて、「ActiveRezorts宮城蔵王」の交差點までやってきました。寫真では見えませんが、手には、エコーラインの入り口である大鳥居があります。たいした上りとは思えないのに、じんわり汗ばんでおりました。どのくらいの坂なのかなあ、と傾斜角度が気になりました。本日の溫泉街散策の総歩行數は、9,863歩。ほぼ7kmの距離です。 標高差と距離を調べ、ダイワハウスの現地販売センターにお邪魔して、傾斜角度の計算をお願いしました。
(自分でやらないところが、我ながら図々しいです。でも、使えるものは使わなくちゃ!)
その結果、長い坂道の傾斜角度は、2.13°と判明いたしました。
「なんだ、そんなもん?」と思ったみなさま、一度宮城蔵王におでになり、歩いてみることをオススメいたします。ビールが美味しく飲めること、請け合います!
※遠刈田溫泉街まで當リゾートより約1.5Km
寫真は令和2年2月撮影















