～宮城蔵王からこんにちは～　「　JSFに行ってきました　」

　　　　　　その４１「　JSFに行ってきました　」

　みなさま、こんにちは。
まだまだ暑さの殘る９月の土日の２日間、仙臺(tái)市中心部において、あるイベントが開(kāi)催されました。
　「JSF」すなわち、「定禪寺ストリートジャズフェスティバル」であります。
　アルファベットの三文字略語(yǔ)というのは、たいていは何のことだかサッパリわかりません。「JSF」もご多分に漏れずサッパリわからないもののひとつですが、なにせ正式名稱(chēng)が長(zhǎng)いので、便宜上「JSF」と表記することにいたします。蔵王から仙臺(tái)に向かう場(chǎng)合、たいていは車(chē)かバスを使います。今回は、バスで出かけてみましょう。

　　　　　　　　
以前にもご紹介しましたが、仙臺(tái)行きのバス停があるの
「ActiveRezorts宮城蔵王」の入り口の真ん前です。こちらのバス停は、始発であり終點(diǎn)でもあります。高速を利用して約１時(shí)間、仙臺(tái)駅前に到著します。

　
　「JSF」では、仙臺(tái)市中心部繁華街のあらゆる場(chǎng)所をステージとして使用しています。
１９９１年に、參加人員１５０人、観客５０００人で始まったこのイベントは、　２９回目の開(kāi)催となる今回までに成長(zhǎng)を続け、今では參加者５０００人、観客　　７０萬(wàn)人を擁する一大イベントとなりました。この場(chǎng)所は、仙臺(tái)の老舗百貨店のあるあたりのアーケード街から見(jiàn)上げた場(chǎng)所です。あらゆる場(chǎng)所がステージ、というのも誇張ではないとおわりいただけるかと思います。

　こちらは、先ほどのアーケード街から、東一番町通りという仙臺(tái)で一番の繁華街に入ったところです。歩行者専用道路である東一番町通りのあちこちから様々な音楽が流れてきます。気に入ったジャンルの音楽であれば立ち止まり、耳を傾けます。やたら発音のなめらかな英語(yǔ)の曲が流れてくるなと思ったら、外國(guó)の方が、和風(fēng)の衣裝を身につけて、カントリーミュージックを演奏中でした。
　（ワタクシ、カントリーミュージック大好きです！）
　最近では、日本全國(guó)のみならず、外國(guó)からの參加者も増えているんだとか。「JSF」の特徴のひとつに、ミュージシャンと観客の近さがあります。聞き手は、演奏者の曲そのものの他に、表情や息遣い、さらには感情までも感じ取り、演奏者は、聞き手のそんな反応を全身で感じ取ります。そんなミュージシャンと観客が、いわゆるノリノリになってい光景を、あちこちで見(jiàn)ることができます。

　こちらは、勾當(dāng)臺(tái)（こうとうだい）公園噴水前の特設(shè)ステージです。この公園は、映畫(huà)のロケでも使用されることが多く、仙臺(tái)在住の小説家、伊坂幸太郎原作の、「ゴールデンスランバー」でも重要なシーンで舞臺(tái)となりました。この日は　　３０度を超える暑い日でしたので、多くの観客は、大人はビールを飲みながら、子どもたちはアイスやかき氷、ジュースを飲みながら楽しんでいました。誇張ではなく、ビールが飛ぶように売れてました。バスでやってくるメリットのひとつがこれですね。運(yùn)転する必要がありませんから、心おきなくアルコール類(lèi)も楽しめます。

　こちらは、勾當(dāng)臺(tái)公園の向かい側(cè)にある、市民広場(chǎng)です。
ここも、いろんなイベントで使用されることが多く、特に、駅伝のゴール地點(diǎn)として、ご存知の方も多いのではないでしょうか。この市民広場(chǎng)は、「JSF」ではメイン會(huì)場(chǎng)として使用されます。大物ミュージシャンがゲストでやってくる場(chǎng)合なども、ここをステージとして使用します。
　特設(shè)ステージの周りには、たくさんの飲食店ブースが並び、多くの観光客や親子連れなどが、音楽と美味しい食べ物を楽しんでいました。

　
　さて、今年の「定禪寺ストリートジャズフェスティバル」、十分堪能することができました。そろそろ蔵王に帰りましょう。
　バス乗り場(chǎng)は、仙臺(tái)駅前の３３番乗り場(chǎng)です。ビールを飲んで、眠り込んでも大丈夫。終點(diǎn)は、なにせ「ActiveRezorts宮城蔵王」の真ん前ですから、乗り過(guò)ごす心配はないのです。
　最後に、日経新聞のなんでもランキング、という調(diào)査があるそうなのですが、「街ごと楽しむジャズフェス１０選」で、我が「定禪寺ストリートジャズフェスティバル」は、堂々かつダントツの１位に選出されたそうです。仙臺(tái)の一大イベントといえば、昔は七夕まつりしかありませんでしたが、今では、青葉まつり、「JSF」、光のページェントなどが、大きなイベントとして発展してきました。
　特に後者２つは、市民レベルの皆さんの、創(chuàng)意工夫と熱意によ
り成長(zhǎng)してきたものです。このイベントを、ここまで大きく発展させ育て上げた皆々様に対し、ねぎらいと、心からの拍手を贈(zèng)りたいと思います。


※定禪寺通り會(huì)場(chǎng)　當(dāng)リゾートより約46ｋｍ
　寫(xiě)真は令和元年9月撮影