～宮城蔵王からこんにちは～　「　晩秋の蔵王　」

　　 　　　　　　　　その21　「　晩秋の蔵王　」　

　みなさま、こんにちは。

　11月、霜月となりました。
　カレンダーもあと２枚、２ヶ月ごとの場合はもう１枚しかありません。
　季節(jié)も、秋というよりは晩秋、むしろ初冬と言ってもいいかもしれません。
　今月７日には「立冬」を迎えることですし。
　あんまり寒くならないうちにと思い、先日お釜に行って來ました。

　　　　　　　　　　　　　　　　
        峩々溫泉入り口交差點近くのゲート付近。

 
　出かけた日は快晴に恵まれた休日でしたので、紅葉狩り目的と思われる車が、続々とエコーラインを登って行きました。

        三階ノ滝秋バージョン。

 
　三階ノ滝は、滝見臺というところから眺めるのですが、この日はたくさんの車が駐車していました。
　秋の爽やかな風(fēng)を受けて、「紅葉きれいだねえ。」の聲があちらこちらで聞かれます。
　行楽シーズンを當(dāng)て込んでか、蔵王名物の「玉こんにゃく」のお店が出ていました。

　　　　葉をすべて落としたナナカマド。


　　　　刈田岳山頂に鎮(zhèn)座する刈田嶺神社、奧宮。

 
　お釜のある刈田岳山頂付近では、冷たい強い風(fēng)が吹き、水たまりが凍っていました。
　刈田嶺神社の御神體は、夏の間は、ここ刈田岳山頂の奧宮にあり、冬期間は麓の遠刈田溫泉にある刈田嶺神社の里宮に移されるそうです。
　この日は、私が今まで見たこともないくらい大勢の、善男善女が參拝していました。

　　　　いつ見ても美しいです。 

　　　　なるべく近くで見たいのが人情。

　秋の、いわゆる爽やかな季節(jié)というのは、実際はごく短いようです。
　冬がそこまで來ていると、ひしひしと感じます。
　景色はもちろんですが、風(fēng)も空気も。

 　　　　　　　　　

　　　　いつもの、我が家のウッドデッキから見上げた木々。

　紅葉狩りと言えば、通常は名所と言われる山などに出かけることが多いですよね。
　宮城県內(nèi)では、蔵王をはじめ、栗駒山とか秋保溫泉付近などが有名です。
　山全體を彩る雄大さにはとてもかないませんが、ロイヤルシティ宮城蔵王リゾート內(nèi)の我が家の周りの紅葉も、どうしてどうして見事なものです。
　日頃の、いつもの何気ない散策の折に、若葉の香りを感じ、空を覆うほどの葉の繁りに暑さを避け、徐々に色づく紅葉を楽しめる。
　お金をかけなくとも、わざわざ遠くまで出かけていかなくとも、こんな身近で自然の恵みを享受できるのです。
　なんてありがたいことでしょうか。


※滝見臺　當(dāng)リゾートより約5.1ｋｍ
※お釜、刈田岳山頂（刈田嶺神社　奧宮）　當(dāng)リゾートより約18ｋｍ
（寫真は平成30年10月撮影）