【オーナー日記】#40 自然の凄さ
- 更新日:2012年02月14日
- カテゴリ:オーナー日記
九州に位置する阿蘇も例外ではなく、いよいよ小氷河期の再來かと
思えるほどの冷え込みで、朝はマイナス12℃、日中の気溫もマイナス5℃
止まりという初めて経験する厳しい寒さでした。
家の外に置いたバケツがこれ。

1枚の落葉の下に描かれた氷の蕓術。

この強烈な寒さをどうやって乗り切ろうかといろいろ心配しましたが、幸い
ここはそれほどの大雪に見舞われることもなく、いつもと変わりない毎日でした。
普段よりも少しだけ厚著をして、いつものように自転車で外出。
手足はちょっと冷たいけどこれくらいなら大丈夫。寒さにも雪道を歩くのも
だんだん慣れてくるようです。
しかし、さすがに凍結した道路には勝てず、200メートルの坂道を下るのに
3回転倒。そのたびに前かごに満載した荷物が散亂。はずみで外れて
しまった自転車のチェーンをなんとか元どおりにしようと凍える手で懸命の努力。
もちろんこんな事も初めてだけど、泣いたってしょうがない。
やるしかないと心を決めて???やってみればできた!
我ながらよくやったとニンマリ、そのまま何食わぬ顔で目的地へ。
家に帰ってから顔中が油で黒く汚れていたことに気づき大笑いでした。
ここに住むようになってもうすぐ3年。知らずしらずのうちに、いつの間にか
ずいぶん逞しくなったような気がします。これなら小氷河期が來ても大丈夫かも。
數日間続いた氷點下、4日ぶりにようやく気溫がプラスに転じた冬晴れの日。
こんなに太陽がありがたく感じたのも初めてでした。

『お日さま』『お天道様』とはよく言ったもの。太古の昔から太陽を敬い畏れ、
その恵みに感謝する。人々はちゃんと知っていたのです。それなのに現代に
生きる私たちは、そんな當たり前のことも忘れてしまって科學の力で自然を
ねじ伏せようとしている。
世界中で頻繁に起きている地震や豪雨、干ばつなどの災害ニュースを見るたびに『自然に対して人間はもっと謙虛であるべきだ』という言葉が身に沁みるのです。
※上記寫真は全て平成24年1月撮影
※オーナー日記は當社の依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をいただき、當社スタッフが更新しています。














