アスピーテ體験隊が行く!『栗駒山に登ってみよう』
- 更新日:2017年10月19日
- カテゴリ:自然観察
初心者から上級者まで楽しめる、9つの登山道があり、最短の「中央ルート」は513mの標高差を2.9kmの距離で登ります。
いわかがみ平の登山口に著いたのは午前10時頃、巖手山登山で散々な目にあった教訓はあまり活かされていない様子のスタッフです。
「三とう」={「水筒」?「弁當」?「電燈」}を持ち準備萬全で出掛けたつもりですが、登山口で記入する登山屆の持ち物チェックリストには「手袋」「救急セット」「ラジオ」「雨具」などチェックの付けられない攜行品が盛り沢山、初心者向けルートとはいいつつも、少し不安を抱きながらの出発です。

出発してしばらくは石畳の整備された道が続きます。石畳は思ったより傾斜がついています。

樹林帯を抜け、眺望が開けてきました、山頂まではあと一息、登り始めは少し汗ばむぐらいでしたが、このあたりから気溫の低下を感じます。「寒い!」中にもう一枚保溫性のある服を著て來ても良かったかもしれないな???
山頂から降りてくる登山者の方々とすれ違います。ダウンジャケットを著ている人もいます、山頂はそんなに寒いのでしょうか?むき出しの手が冷たく手袋をもって來なかった事を激しく後悔します。

山頂に立った途端に、冷凍庫の中にでも入ったように冷たい風が猛烈に吹き付けて來ます。辺りの木々には霧氷がはりついて、辺り一面まるで冬景色、記念撮影をするカメラやスマートフォンを持つ手も震えてしまいます。

風向きが登山道とちょうど反対側から吹いていましたので、山が風を遮り無事でしたが、風向きが違っていたら今回のような軽裝では低體溫癥を発癥したり、體溫を奪われ、疲労が激しく體調を崩していたかもしれません。

「晴れても雨支度、夏でも冬支度」自然と向き合うにはやはりきちんとした準備と裝備が必要ですね。
※栗駒山(分譲地より約165km)











